矢車草がよそのおうちの花壇でも
かんたん港園でもきれいに咲いています
矢車草を見ると、
啄木の
💠 函館の 青柳町こそ かなしけれ
友の恋歌 矢ぐるまの花 💠
を思い出しますが、
そこはかとなく追憶の悲しみを感じる詩です。
ところで、
いままでは思ったこともない疑問が浮かびました。
この花は「矢車草」で合ってるよねと、、
皆さんはどうですか、
この花は紛れもなく矢車草でしょうか。
図書館で牧野博士の本を借りてきて以来、
本を開いて確かめたり、検索したりしているのですが、
なんと、なんと、この花はヤグルマソウともいうのですが、
本当はキク科の「矢車菊」という名前でした。
東北森林管理局の画像より
そしてこちらがヤグルマソウです。
ユキノシタ科の植物で、私がヤグルマソウと思っていた花とは、全く見た目の違う物でした。
もちろん牧野博士も書き分けていました。
ヤグルマソウは、
北海道から本州の湿った山林に自生する多年草なので、
残念ながら九州では見られないようです。
ヤグルマソウと思っていた物を、
これからは矢車菊と心に刻みます。
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