本日、サッカーの日本代表強化試合があり、コロンビア代表との一戦は、前半開始早々に先制しながら結果は1-2の逆転負けで、先日行われたウルグアイ代表戦の1-1の引き分けに続いて2試合勝利無しとなっています。
先週24日金曜日のウルグアイ代表戦は、スアレス、カバーニのベテラン2トップに別れを告げ、W杯で出場した20代の選手に新戦力を加えたイメージのウルグアイが、W杯にも出場したMFバルベルデのボレーシュートの跳ね返りを自ら押し込むシュートで先制しましたが、後半から出場の西村が交代直後の同点ゴールで引き分け。
今日のコロンビア戦は昨年のW杯出場を逃して監督が交代して以降、4勝2分けで負けなしという成績をひっさげ、2018年W杯日本戦に出場した選手が4人が名を連ねつつ、代表最多得点のファルカオもベンチに控える陣容。
ハメス・ロドリゲスも来日メンバーに名を連ねていましたが、ベンチ入りしなかったのは残念でしたね。
試合は開始早々に、前線の町野がやや右サイドに開いた足元にボールが入り、下げたボールをフォローに入った守田がクロス、そのボールをファーサイドに走り込んだ三苫が合わせて先制。
しかしその後は細かなずれからパスミスを誘発し、前半のうちに左サイドから送られたグラウンダーのクロスを合わされて同点。
後半はFW上田を投入して続けざまにチャンスは作れども決まらず、一方で押し込まれた時間帯から跳ね返りをコロンビアに鮮やかなバイシクルで決められて逆転を許しました。
その後も交代で入った久保の仕掛けや、終盤に浅野を入れて2トップにシフトチェンジしましたが決定は訪れず1-2で敗れました。
試合の解説でも言っていましたが、後半途中のCB瀬古の投入時の後の失点に、試合途中のCBの交代は難しいと。
確かにW杯でも4バックから3バックへのシフトは何度も行いましたが、4バックのセンターは替えずに戦った日本。
有事の際のシミュレーションも兼ねていたのかもしれませんが、しっかりそこをついてきたコロンビアもしたたかでした。
この時期の強化試合なので結果に目くじらを立てる必要は全然ないと思いますし、内容についても課題がはっきりしたのであればあと3年で対策をしていけば良いだけの話です。
日本はこの2試合の選出メンバーは、昨年のW杯に出場したメンバーからベテランを抜いたようなメンバーに惜しくも選を漏れたメンバーを加えたような感じで、パリ五輪世代のバングーナガンデ以外に新しさも驚きもない起用でした。
もっともそれも、まだW杯が終わってから3か月で、Jリーグもまだ始まったばかりという時期の為仕方ないのかもしれません。
しかし、パリ五輪と融合したメンバーになるであろう来年はアジア予選も始まります。
Jリーグはもちろん、海外リーグでのまだ見ぬ成長途上のメンバーにも期待しつつ、リーグや代表戦を応援していきたいと思います。