銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

黒き一票

2007-04-06 23:25:25 | 物言い!
 統一地方選挙の第1弾、都道府県知事選挙・道府県議会議員選挙(東京都議会は中間年に改選する)・指定都市市長選挙・同議会議員選挙の投票は、4月8日に行なわれる。

 我が岩見沢市では北海道知事と道議会議員選挙だけだが、札幌市では市長・市議会選挙も加えて大忙しである。

 それはともかく、指定都市の場合は市議会にも選挙区が設けられ、演説の地域は細かく分かれている。

 さて、投票日を明後日に控え、各候補者は今日・明日が「最後のお願い」である。
 今日は出勤途中、札幌市議会議員候補の選挙カーが信号待ちをしていた。信号待ちは氏名浸透には絶好の機会(?)であるが、「今度の選挙は非常に厳しいです。○○(候補者名)、○○でございます…市長選挙には××(候補者名)××をよろしくお願い致します…」と。
 選挙協力をしてるのか、市議候補と市長候補が一緒に紹介される。候補者本人がいたのかどうかは知らないが、それはまあ良い。

 わたしは札幌市民ではないので、別に選挙には関係ない。それはそれとして、もし選挙権があったとして考えてみる。
 今日初めてこの候補者名を聞いたとして、さて、一票を投じてよいのかどうか。候補者名は忘れてしまったが、まあ、それはしょうがない。投票所に行って思い出したら?

 もし思い出したとしたら、逆に投じてはいけないと思う。なぜか。この候補者は「戦況が厳しい…」というようなことを言っている。逆に言えば、それ以外の情報は知らない。まあ、それはこちらが集めるべきものだ。
 しかし、単に名前だけしか言っていない。選挙カーなんてそんなものかも知れないが、これだけでどうやって票を入れれば良いのか。

 札幌市議候補者は、選挙区当たり数人しかいない。通常の市町村であれば、数十人規模である。たった一票を、誰に投じるかは迷うところだ。だからこそ選ばねばならないが、投票の理由が「たまたま選挙カーを見かけたから」では悲しすぎる。

 そういう投票行動こそ、実際にはマチのことを何も知らない議員がはびこる原因になるのだ。

 指定都市以外の市町村長・議員の投票は22日。まあ、そういう議員を選ぶのは、そういう選挙民であるし…と言っては言いすぎか?

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