国之常立神より皆様へ
それでな、このケンジ先生が何故「花咲ける青少年」に出てくる芳賀寅之助と似てるかというと、もうちょっと説明するし待ってな、
翠さんは通院しなくなったが、アダム=キリストの霊がいつも空から見ていて、翠さんがどこかへ出かけるたびに、仕事中のケンジくんにテレパシーで指示して、幽体離脱して飛んで行き、彼女にあいさつするように、命じた
ケンジくんは都合がつく時は、幽体で体から出て、(体は残りの意識で仕事をしていられる。気のもやでできた幽体は4重で、内側の2重が離脱や転生をするためのもの。残りの外側の2重は気として、ずっと肉体を作る物質に宿り続ける。) 急いで飛んでいき、道にいる翠さんに空中に浮かんであいさつをし、(共に歩くこともできる、) どこへ行かれるんですかとか、短い対話をしてすぐに仕事場に戻った
だから、しばらくはほぼ毎日、彼は数十秒だけ彼女と顔を合わせている感じだった
それは彼が幽体離脱していても仕事をきちんとする訓練でもあり、今後も幽体仲間である翠さんと意志疎通をしておくと、何かと便利だからだった
特に、彼は医者であるから翠さんの体調に何か異変があれば、多少専門外ではあるが、アドバイスを述べることはできるので翠さんとしても心強いだろう
そう思っての、神様とアダムの配慮だった
聖書では、キリストが弟子達の前でペテロに、あなたに天国の鍵を授けると言ったとされる
また、あなたが地上でつなぐことは天上でもつながれ、地上で解くことは、天上でも解かれる、と言った
これはどういうことだろうか
私は、あなた方に言っておくが、この「天国の鍵」とは、私流に言えば、アダム=キリストの妹のイブ=ミロク=翠さんのことである
つまりキリストは、未来に隠し球のミロクが転生すれば、全サタンを退治することに貢献し、神やキリストと交流して多くの大事な隠されていた事柄をノートに大量に書き残すので、天国と神の秘密が解き明かされる、それは人々と天国の垣根が取り払われ、天国の門が開いたことになるのだから、彼女こそ天国の扉を開ける切り札の「鍵」なのだ、と言いたかったのだと思う
すると、ペテロに「天国の鍵」を授けることはどういうことかと言うと、未来にイブ=ミロクの翠さんは転生して、必ず医者をしているお前の所に来るから、仲間になったら、一生、陰ながら彼女の健康管理をしてやりなさい、という意味なのだ
そうすると、ペテロが地上でつなぐこと=天上でつなぐこと、地上で解くこと=天上で解くこと とは、例えば歯科医のケンジ先生が、翠さんの歯にかぶせものをしてつなぐことは、天上から来たミロクの歯をつないでいるのであり、彼女の歯を削りはずすのは、天上由来のミロクの歯を解くことなのである、と言えないだろうか
荒唐無稽に聞こえるかもしれないが、そういう解釈も成り立つのである
ですから、説明が長くなりましたが、「花咲ける青少年」のヒロインの花鹿 (かじか) のボディガードを芳賀寅之助がひそかに務め、毎日近くで見守るように、花鹿と似たところのある翠さんが外出すると、必ずケンジ先生が幽体で飛んでやって来て、短い挨拶をかわしつつ彼女の健康相談にも乗る、というボディガード?(=健康管理) 的な役目をしているのです