停電

今日は穏やかに一日が終わる筈だったが・・・

夕刻買い物がてら、ＮＴのイオンで家族で外食、私自身は元来家で食べるのを好むのだがカミサンも勤め帰りで疲れているしということでたまには付き合う。カミサンに言わせると他所の家はもっと頻繁に外食しているそうだが、他所は他所、ウチはウチと
ついでに言えば食事中にＴＶをつけるのも大嫌いでよほどのニュースでもない限り基本的にはＴＶはつけさせないで過ごしてきたので他所の家に行って食事をしていてもＴＶがついていると落ち着かない。

閑話休題、で、買い物も済ませ、20時15分位に大通りから左折して次の信号を、と見ると信号が消えている。見回すとウチのアパートは真っ暗、その先の信号も消えているが2ブロック先は電気がついている。

駐車場に着くと懐中電灯を持った人が何人かうろうろと歩いている。どうやら停電のようだ。
エントランスの電磁ロックを開けようとしたが、反応しない、てっきりバックアップ電源が組み込まれていると思っていたのだが・・・

丁度エレベーターホール側にいた人が内側から手動でロック解除を試みてくれたがやはり動かない。こんな状態だと当然エレベーターも停止しているようだ。仕方なく建物の橋にある非常階段のドアを開け、買い物袋を持って１２階まで登るが食事の後だし、結構足腰に来た。途中の階に居た人に何時頃停電したかと聞くと１０～15分前というので20時頃らしい。

家に着くと出掛ける時に点けておいた照明が消えているので、311震災で準備したランタンを点灯。恥ずかしい話だが、4ヶ月経つが未だに311震災で用意した防災用具が居間に出しっぱなしになっている。そろそろ片付けようとは思うのだが、また何時余震が繰るかもと思うと腰が重い。

南北のベランダから見るとこの停電は局地的で僅かに2ブロックのみのようだ。娘は近所の同級生とメールで情報交換。私は市役所に電話、守衛が出て来て、原因、対応は分からないから東電に電話してくれというので、東電の電話番号を聞き、東電に電話すると現在原因調査と復旧作業中というテープ音声が流れるだけ、まあ端から期待はしていなかったのだが、停電の発生を把握しているかの確認だけ、なにせ極狭い範囲だからね。

ベランダから下を眺めているとおっとり刀で警察がやってきたのは20時30分過ぎ、結局停電発生から30分以上経ってからやっと消えた信号のある交差点に交通整理に来たということだ。流石田舎警察、その間事故が無くて良かった。

パトカーが赤灯を点滅しながら、スピーカーで『この地区で停電が発生しています（見れば分かる）、いま東電の職員が復旧作業にあたっています（東電の職員というのは下請けを意図しているのか？！）、住人は外に出ないで屋内に待機願います（安全上そう言っておかないとね、でも暑い時は部屋の中は辛いよね）』

結局何の説明も前触れもなく21時半頃に復旧したが、くだんの計画停電ならまだ多少の事前準備も出来るが、こう突然だと特に水が困る、飲み物はあるが、トイレの水を確保できていないのでトイレが使えずに困った。かといって12階を往復するのもしんどい。休みの最後に振り回された一日だった。

今日昼間ＳＢＳに交換用のＲタイヤを持って行って暫くダベっていた時に、電気は余っている、地球は寒冷化していて温暖化やＣＯ２対策は不要だ、やるなら人類の排出するＣＯ２を減らさなくてならない（全ＣＯ２排出量の１３％は人類によると情報がある）、日本は『滅びの国』だ、22世紀の地図からは人が住めない地域として抹消される…なんぞとオダをあげたのが何処かでスパイされたかな？！ 

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