ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

やわらかなレタス~江國香織

2014-03-14 21:21:49 | 本の少し
やわらかなレタス
クリエーター情報なし
文藝春秋

☆☆☆☆


私の変な癖の一つに、同時に何冊かの本を読むという気の多いところがあります。

読んでいるのは、エッセイなど、いつどこで区切っても良いような本ばかりですが・・・。

今回ベッドでは川上弘美さんの「ゆっくりさよならをとなえる」、
電車の中では江國香織さんの「やわらかなレタス」を読んでいたのですが、
これがときとして、作者を入れ替わって読んでいて、
途中で間違いにハタと気が付くことが数回。

こんなことは、初めて・・・・
同じ世代の女流作家で日常のことを綴っているのだが、
内容というより、文面の違い、日射しの違いで気づく。

江國さんは初夏の新緑の木漏れ日を抜ける風、
川上さんは秋深まった落葉の凛とした空気。

短歌会ではないが、お二人が一緒に旅行でもされて
、同じもの見てエッセイを書かれたら、
どんなものになるのか、興味あるとこですな。

この本については、「おみそ」の矜持というところで、
江國さんが、子供同士で遊ぶとき、年下で、みんなと完全におなじことはまだできず
いろいろと大目にみてやる必要のある子のことを、「おみそ」と呼んだ。

「みそっかす」の短縮形らしいですがこの「おみそ」って
私の「ごまめ」とまったく同じでおます。

ちなみに「ごまめ」の語源は、大きな魚が争っている側で
相手にされずに泳いでいるカタクチイワシ「こさかな」ということで・・・。

「ごまめ」・・・正月だけではなく、可愛がっておくれやす・・・でおます。



にほんブログ村に参加中。
クリックで応援、よろしくでおます。
↓↓↓
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村

にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村、

読書ログ - 読んだ本を記録して共有する読書コミュニティ



やわらかなレタス青木功物語デザインのめざめゴルフ・100を切るツボもし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。
口ごもるコンピュータちいさな言葉ひさしぶりの海苔弁奥田靖己のごるふ心72へのゴルフ・メンタル術
昭和元禄落語心中すごい経営者(トップ)のすごい趣味まだふみもみずプロの尼さん吉朝庵
野蛮な読書青春の上方落語家族依存症車掌きらきらひかる
保険会社が知られたくない生保の話意味がなければスイングはない乳と卵落語の言語学あのメニューが生まれた店







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする