第十六回・ぶんか寄席~2024.07.06
良かったですな、充実の落語会。演者さんといい、演目といい、そして料金といい、良いことずくめ。文華さん年に一度と言わず、夏と冬の二回ほど開催お願いしたいですな。
一、笑福亭喬路・・・「平林」
さすが落ケン出身者、それも文華さんと同じ関学の落ケン。爽やかでありながら、しっかりと語れる実力派。松喬さんの四人目のお弟子さん、孫弟子も含めて楽しみな一門になってきましたな。
二、笑福亭喬介・・・「饅頭こわい」
兄弟子にあたる喬介さん。楽しい楽しい、喬介さん、落語全開。この頃よく出会う「饅頭こわい」。蓬莱の豚まん、大阪だけと言われてましたが、出張者の大阪みやげに、551の豚まん、好評らしくて、もはや関東までは浸透しかけてるんようです。でも、饅頭こわい聞くと、甘いものが食べたくなりますな。
三、笑福亭銀瓶・・・「紙入れ」
本日の秀逸。銀瓶さんが演じる女の色気。春蝶さんといい、この噺やはりシュとした優男がせんとあきませんな。でもつくづく女性の方が一枚も二枚も上手なのがようわかりますな・・・、ああ、こわぁ。
四、桂文華・・・・・「勘定板」
文華さん当初は「木津の勘助」しようかと思われたそうですが、今日のお客様の層を鑑みて、変更。噺は短いので。マクラ、小噺でつなぎますと「小噺集」をこれはこれで大層楽しおました。噺は何と「勘定板」、この噺を持って来られるとは・・・北野田のお客様・・・ですな。でも楽しい、楽しい、文華さんお「勘定板」でおました。
五、桂千朝・・・・・「佐々木裁き」
私の好きな千朝さん。あの独特の言い回しになぜハマってしまう。いつの間にか落語の世界にどっぷり浸ってしまう。ぼちぼち千朝さんお「地獄八景亡者戯」を聴いてみたいですな。
各自の十八番が並ぶと、やはり落語会が締まりますな。このぶんか寄席は必ず参加したいですな。次回も楽しみです。
第十六回・ぶんか寄席
2024年7月6日(土)午後2:00開演
堺市東文化会館・5階・メインホール
一、笑福亭喬路・・・「平林」
二、笑福亭喬介・・・「饅頭こわい」
三、笑福亭銀瓶・・・「紙入れ」
四、桂文華・・・・・「勘定板」
五、桂千朝・・・・・「佐々木裁き」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます