ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

東京育ちの京町家暮らし~麻生圭子

2015-09-22 08:54:19 | 本の少し
東京育ちの京町家暮らし
クリエーター情報なし
文藝春秋

☆☆

著者の麻生圭子さんが、育った東京(出身は大分とか)から京都の町家に憧れて移住。

町家の良さに惚れて、物件探しに奔走・・・・。

こだわりの(あくまで自分たちのこだわりなんですが)物件を借りる、
手を入れて良いとの条件、改装ではなくあくまで改修・・・昔を残してきれいにするだけ。

実は、この本を買ったのは、
頭の10ページにあるカラーの麻生家の部屋のたたずまいの写真に惚れてですが。

例えば、茶室は夏の書斎兼、奥のうるし板を張った板の間は、冬の書斎兼。

季節によって、書斎の場所が替るなんて、素敵。
我家で一番居心地の良い場所を探しあてる猫のよう。

狭いながらも、必要限にものを大事に扱い、凛として背筋を伸ばして生活をする。

一本の花に、一枚の絵に、そよぐ風に季節を感じ・・・・・季節と共に生きる。

質素にして贅沢な暮らし・・・憧れますな。



(まずは、気に入ったものだけにと、再び「断捨離」決行でおます。)


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