花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

ホウチャクソウ(宝鐸草)

2011年05月24日 | 草花・植物

ユリ科チゴユリ属
「ホウチャクソウ」の名前の由来は、漢字表記を見るとよくわかる。
「宝鐸草」とは、仏閣の四隅に飾りとしてつり下がっている「宝鐸(ほうたく・ほうちゃ)にちなんでいる。
2個または3個の白い花が、宝鐸の形をして、垂れ下っている。
(「風鐸」「風鈴」ともいう)
秋には藍色の実を付ける。
「ホウチャクソウ」は、とにかく増える。
「ホウチャクソウ」と「チゴユリ」は同じ「チゴユリ属」で、新芽のうちはよく似ていて、区別が出来ない。
成長すると大きさが違うし、花も違うので区別は簡単。
近くに植えておくと、自然交配し「ホウチャクチゴユリ」が出来ることがある。
大きさは「ホウチャクソウ」花は「チゴユリ」になる。

山菜になる「「ナルコユリ」「アマドコロ」に、似ているが、「ホウチャクソウ」は食べられない。

     

2008.05.02仙台市                             2007.9.24仙台市             

     ナルコユリの花と芽
 2008.5.8仙台市2008.4.21仙台市


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