今日は24節季の「清明」。
「春分」を過ぎ、「穀雨」の前の「万事すがすがしい気候」。この時期になると、草木の芽もはっきりし、この草は「○○」と、その名も知れる時期ということです。
それなのに、激しい風雨をもたらしている「低気圧」が、日本列島を縦断しています。
「低気圧」と、いうと「台風」のような激しさを感じない語感がありますが、「台風並み」の、激しい風でした。
仙台の奥座敷といわれる「作並温泉」では、風速42メートルを観測したそうです。
25メートルになると、人が立っているのも困難といわれているのに、42メートルとは……。
桜が咲いている地方は、花散らしの風となったことでしょう。
貝寄せ風、梅風、東風(こち)、光風(こうふう)などという、いかにも春めいた風もありますが、春嵐、春疾風など、やはり季節が春でも、春めかない風も吹くということでしょうか。
今朝の「編集手帳」では、「不通坊(とおせんぼう)」という名の「春の嵐」の呼び名が、紹介されていました。
春一番は、春先に吹く強い風ですが、立春から春分の日までに吹く南寄りの、前日より温かい風をさします。
庭にせっかく咲いた花たち、散らずに残りました。
「フクジュソウ」「クロッカスは」雨の間はしっかり蕾を閉じて身を守り、太陽の光を感じると、花を開きます。
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