松本の七夕人形は大きく、
(1)人がた形式
(2)着物掛け形式
(3)紙雛形式
(4)流し雛形式
の四つに分けられ、カータリ(川渡り)、カワゴエ(川越え)、アシナガ(足長)は、(2)の着物掛け形式に分類されます。
角柱型で上部にほぞ穴をあけて腕木をとおす、短めの胴体、板材による足を有する、頭髪は髷(まげ)のまま、男女一対ではなく男形のみ、掛けた着物を必ずシッパサミ(ショッパサミ)にするというのが特徴になります。
上の二枚の写真はカータリ(川渡り)、カワゴエ(川越え)です。
何れも松本市立博物館で見ました。
上の二枚の写真はアシナガ(足長)です。
一枚目のものは松本市立博物館で、二枚目のものは「呉竹」という料理屋さんに飾られていたものです。
アシナガ(足長)は、カータリ(川渡り)、カワゴエ(川越え)の中で特に足の長いもので、足の長さが胴体の長さの倍以上というところだと思います。
一年に一度の織姫と彦星が出会える七夕の日に、雨が降り天の川が水であふれてしまった時は、このカータリ(川渡り)、カワゴエ(川越え)、アシナガ(足長)が織姫を背負って天の川を渡って彦星と逢うのを助けてくれるといわれています。
※彦星を背負って川を渡るという説もあります。
参考文献
「七夕と人形」 ・編集 松本市立博物館 ・発行所 郷土出版
「七夕の紙衣と人形」 ・石沢誠司著 ・発行所 株式会社ナカニシヤ出版
(1)人がた形式
(2)着物掛け形式
(3)紙雛形式
(4)流し雛形式
の四つに分けられ、カータリ(川渡り)、カワゴエ(川越え)、アシナガ(足長)は、(2)の着物掛け形式に分類されます。
角柱型で上部にほぞ穴をあけて腕木をとおす、短めの胴体、板材による足を有する、頭髪は髷(まげ)のまま、男女一対ではなく男形のみ、掛けた着物を必ずシッパサミ(ショッパサミ)にするというのが特徴になります。
上の二枚の写真はカータリ(川渡り)、カワゴエ(川越え)です。
何れも松本市立博物館で見ました。
上の二枚の写真はアシナガ(足長)です。
一枚目のものは松本市立博物館で、二枚目のものは「呉竹」という料理屋さんに飾られていたものです。
アシナガ(足長)は、カータリ(川渡り)、カワゴエ(川越え)の中で特に足の長いもので、足の長さが胴体の長さの倍以上というところだと思います。
一年に一度の織姫と彦星が出会える七夕の日に、雨が降り天の川が水であふれてしまった時は、このカータリ(川渡り)、カワゴエ(川越え)、アシナガ(足長)が織姫を背負って天の川を渡って彦星と逢うのを助けてくれるといわれています。
※彦星を背負って川を渡るという説もあります。
参考文献
「七夕と人形」 ・編集 松本市立博物館 ・発行所 郷土出版
「七夕の紙衣と人形」 ・石沢誠司著 ・発行所 株式会社ナカニシヤ出版
その地方独特のものがあるんですね
七夕は中国から伝わったものですが、日本各地に伝わるなかでその土地土地で手が加えられ変化し、現在まで伝承されてきたのだと思います。
この季節に、七夕人形を見るのを楽しみにしています。