梅雨空の下の松本城です。
昨日は荒れた天気の所が多かったようですが、松本市今井や塩尻市洗馬付近で雹が降ったようで、農作物に大きな被害が出たようです。霜などは畑の上に付けた扇風機のようなもので空気を撹拌して防ぐことも少しはできますが、雹は防ぎようが無いですね。
レタスなどの葉物野菜は雹が貫通して商品にならなくなってしまうものが多いでしょうし、果樹などもあばたが出来てしまうものが多くなると思います。
農業災害補償法があって農業共済組合が補償業務を行っているようですが、どの程度の補償が農家に支払われるのでしょう。微々たるものなのでしょうね。
カロリーベースでの食糧自給率は39~40%程になっているのが日本の現状です。あり得ない事だとは思いますが、食料の輸入が全くストップしてしまえば単純な私の頭で考えると60%の国民が飢える計算になります。
もっと農業について非農家の方たちも考える時期に来ているような気がします。