ももすけの日記

化粧水のほのとかをりて初化粧
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

読書

2003年10月26日 14時33分00秒 | 日記
92才の現役医師、日野原重明さんの新聞コラムより、読書の型について

(1)無差別にすべてを吸い込む「海綿」型、(2)取り入れるそばからこぼしてゆく「砂時計」型、(3)ぶどう酒のかすだけが残って、肝心のアルコール分がとんでしまったぶどう酒を入れる「皮袋」型、(4)最上のものだけを保存しておく「篩(ふるい)」型

とあった。
このcafeに遊びに来るようになって、ぼくの読書する機会はほとんどなくなっている。
で、Nさんから”今、三輪明宏がおもしろい”と聞いて、彼の人生相談の本を図書館で借りてきたの。
法華経が出て来るんだなぁ。ぼくはお風呂に浸かって、風呂ブタを半分のっけて、その上にビニールをしいて読むこともあるんだよ。
法華経といえば、宮沢賢治もかなり熱中したらしいそうだね。ものの見方をどうにでも変えられる人は天才だね。なかなか合理的。
で、その本を返却したとき、司書のお兄さんが『紫の履歴書』(?)っていうのが次に出るから予約しておきましょうか、って言ってくれたのでお願いしてきました。
その時、ついでにふと目にとまった「坂東眞砂子」『死国』。そう、以前『山婆』という強烈なのを読んだよね。あの人のだから、って借りて帰ってね、これはお布団の中で読んじゃったよ。大人の怪奇童話っていうそうね。
『死国』=四国、って四国に住む人が読んだら、気分悪くしちゃうよ。
死人に対する恐怖が書いてあるのだけど、ぼくは知ってる人が幽霊でもお化けででも会えたらうれしいから、納得できないまま読み終わってしまったのです。この後、あの『山婆』を書いたんだね。成長してるよ、やっぱり。
なんで彼女に惹かれるかというと奈良女子大出なんだよ。うふ、ぼくのコンプレックスが残ってるんだね。
ところでぼくの読書は「砂時計」型だね。
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アパート

2003年10月26日 00時26分00秒 | 日記
ぼくのおねいちゃんはきのう、また帰ってきていました。
でも、さびしくって、じゃなく、ずっと参加しているサークルに行った帰りに電話をしてきて、おかあさんはうれしくって、”泊まりに帰っておいでよ”だって。
まだまだ幼稚なおねいちゃんにとっては、今の職場にも乗り越えなければならない問題もあるようだけど、表情は明るかったので、ぼくはほっとしました。
おねいちゃんは自分のすんでいるところを「アパート」と呼んでいました。
あれ、ワンルームマンションって言うんじゃなかったの?ときくと、マンションってもっと上等なんでしょ、だって。
でも、まだ、ときどき、すぐ、いらいらしていました。
今頃は、もう寝ているかしらと、ぼくはPCに向かっているおかあさんのおひざの上で考えているんだ。
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