最初の日に見たケチャダンスがとても楽しかったので、もう少しバリのダンスを見たいとガイドさんにお願いして3日目はウブドに向かう途中、バロンダンスに連れて行ってもらいました。
ガムランの演奏者とときどき目があって、にっこり。人間の心の中には良い心と悪い心があって葛藤している、
それをユーモラスに描いています。バロンダンスとは日本の獅子舞いのようなもののようです。終わって出演者と一緒に写真を撮ったり、とてもいい思い出になりました。
相変わらずおかあさんのおなかは不調でした。ウブドでは田舎風の離れの小屋でのランチでしたが、、、 クリックして大きなのをご覧ください。壁面にはほのぼのとした蛙や魚がいて、水槽には花びらが満タンです。どのような場所かわかるかしら?道端にもこんな風に供花とか、粽のような(多分、ヤシの葉っぱに包んだ食べ物)があちこちにありました。
バリの人々の信仰心、やさしさが伝わってきます。
バリ島の千枚田も見ることが出来ました。アヒルの養殖もしているようで田んぼ中、あひるだらけのところも。
この日の最終目的はタナロット寺院を背景にインド洋に沈む夕日です。まだ日の高いうちに着いて、一番前に席を確保しましたが、西日が強くて暑いのなんのって。お腹の心配をしながらココナッツを飲んでしばらく待ちました。
ホテルでは毎朝、南太平洋(でしょう?)からの朝日をのぞみ、リスたちと近づきになり島の反対側でインド洋に沈む夕日も2回見ることができ、土産物やさんたちとの楽しい駆け引きをしてとても楽しい4日間でした。お腹の具合をのぞけば。。
土産物といえば、これは日本人として意識したことがひとつあります。
アッターという、木の根を乾燥して編んで敷物やバッグにした雑貨がとても気に入り、バッグを買おうとしました。値段交渉をして2500円と決まったのですが、バッグの上のかぶせの布が破けていました。このままでいいから2000円にして、と自分で修理できそうだったのでまた値切ると、他のものでどうかと。いんや、この布の柄がいいのだ、と言うと、このままでも2500円だと。工場に送って修理したら2500円で売れるからとのこと。
日本の小売店なら少しでも在庫を少なくしたいから売りきってしまうところだけれど(返品できるデパートなどは別として)、人件費がウソほど安い現地では当たり前のことなのだと、納得というか感心というか。
人の良さそうな青年にかなりの時間を費やさせて、結局は買ってあげられなかったことが悔やまれます。彼らにとって2500円の売り上げは大きいのだと思います。ウェス〇ンホテルにその倍も自転車代を支払ったのに、現地にあと2500円を貢献できなかった、バリ島での心残りではありました。
5歳の息子さんがいる愛らしいガイドさんと人のいい運転手さんに送られて、今度は無事にデンパサールを発ち、ジャカルタのおにいちゃんちで1泊して翌日は広州経由で関空に到着。
ずっこけインドネシア旅行を読んでくださってありがとうございました。テレマカシ