ももすけの日記

化粧水のほのとかをりて初化粧
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

そして、アイ ラブ バリ

2012年09月13日 19時39分16秒 | 日記

最初の日に見たケチャダンスがとても楽しかったので、もう少しバリのダンスを見たいとガイドさんにお願いして3日目はウブドに向かう途中、バロンダンスに連れて行ってもらいました。

ガムランの演奏者とときどき目があって、にっこり。人間の心の中には良い心と悪い心があって葛藤している、それをユーモラスに描いています。バロンダンスとは日本の獅子舞いのようなもののようです。終わって出演者と一緒に写真を撮ったり、とてもいい思い出になりました。

相変わらずおかあさんのおなかは不調でした。ウブドでは田舎風の離れの小屋でのランチでしたが、、、 クリックして大きなのをご覧ください。壁面にはほのぼのとした蛙や魚がいて、水槽には花びらが満タンです。どのような場所かわかるかしら?道端にもこんな風に供花とか、粽のような(多分、ヤシの葉っぱに包んだ食べ物)があちこちにありました。バリの人々の信仰心、やさしさが伝わってきます。

バリ島の千枚田も見ることが出来ました。アヒルの養殖もしているようで田んぼ中、あひるだらけのところも。

この日の最終目的はタナロット寺院を背景にインド洋に沈む夕日です。まだ日の高いうちに着いて、一番前に席を確保しましたが、西日が強くて暑いのなんのって。お腹の心配をしながらココナッツを飲んでしばらく待ちました。

ホテルでは毎朝、南太平洋(でしょう?)からの朝日をのぞみ、リスたちと近づきになり島の反対側でインド洋に沈む夕日も2回見ることができ、土産物やさんたちとの楽しい駆け引きをしてとても楽しい4日間でした。お腹の具合をのぞけば。。

土産物といえば、これは日本人として意識したことがひとつあります。

アッターという、木の根を乾燥して編んで敷物やバッグにした雑貨がとても気に入り、バッグを買おうとしました。値段交渉をして2500円と決まったのですが、バッグの上のかぶせの布が破けていました。このままでいいから2000円にして、と自分で修理できそうだったのでまた値切ると、他のものでどうかと。いんや、この布の柄がいいのだ、と言うと、このままでも2500円だと。工場に送って修理したら2500円で売れるからとのこと。

日本の小売店なら少しでも在庫を少なくしたいから売りきってしまうところだけれど(返品できるデパートなどは別として)、人件費がウソほど安い現地では当たり前のことなのだと、納得というか感心というか。

人の良さそうな青年にかなりの時間を費やさせて、結局は買ってあげられなかったことが悔やまれます。彼らにとって2500円の売り上げは大きいのだと思います。ウェス〇ンホテルにその倍も自転車代を支払ったのに、現地にあと2500円を貢献できなかった、バリ島での心残りではありました。

5歳の息子さんがいる愛らしいガイドさんと人のいい運転手さんに送られて、今度は無事にデンパサールを発ち、ジャカルタのおにいちゃんちで1泊して翌日は広州経由で関空に到着。

 

 

ずっこけインドネシア旅行を読んでくださってありがとうございました。テレマカシ

 

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そして、バリ島 (フリータイム)

2012年09月13日 01時36分51秒 | 日記

ホテルには専用ビーチもあるし、プールもアスレチックジムもテニスコートも、それになにより有名なスパがあります。

一日はゆっくりしたらいいとのことで、この日はガイドさんは無し。

スパ、って温泉のことかと思っていたおかあさんでした・・・

でも、ホテルの中のスパって、とても高いらしい。

ゴルフのあと、ジャカルタでおにいちゃんが連れて行ってくれたマッサージやさんは1時間で1000円ほど。いつもおにいちゃんが行くところは500円なのだそうですが、小さな店なので3人一緒では予約が取れなかったのでした。

というわけで、無料の自転車を借りて散策しました。

ジャカルタと違ってバリは空が青く、暑いけどさわやかでした。大阪の暑さよりよほど気持ちの良い暑さです。

近くのショッピングセンターはこぎれいですが(そごうも入っている)フツーのお値段で、これぞインドネシアというほどのことはない。

木陰のテーブルで軽くサンドイッチ(おかあさんはずっとおなかの具合が悪い)とビンタンビール。

国が観光レジャー用として開発、もともとの住民にも影響が少ないように配慮され、大型ホテルばかりのこの地区(ハワイみたい)は仕切りの割れ門を出ると様子は一変します。名ばかりの歩道はせまくてでこぼこしてるし自動車は多くてほこりっぱい。それでも観光客用でしょう、ごたごたした土産物やがところどころにあって、一番手近なお店に入りました。

前歯の抜けた、そこのおじさん(年配に見えるけど、もしかしたらおかあさんより若いかも。現地の人の平均寿命は50歳だとか)は明日はお祭りで孫が来るのだ、とうれしそうに小さな男の子の写真を見せてくれました。そうです、お祭りらしくて、この島に着いたとき一番にこれは何?とガイドさんに尋ねたのがペンジョルというヤシの葉っぱで作ったお祭りの飾り。七夕のみたい。これは翌日に行ったウブドのペンジョル。

値切らなあかんよ、と1年前にバリに来ているおねいちゃんに教えてもらっていたので値切ると、そのたびにおじさんは孫の写真を見せて、この子にも何かしてあげないといかんから買ってくれ、と。また値切ると「お母ちゃん(奥さん)に怒られる」。一体、何語で会話していたのか、今考えると分からないのですが、それでも会話は成立していました。おとうさんの帽子とおかあさんのスカートとおねいちゃんのアリババパンツを買い、意気揚々とホテルに戻りました。

部屋番号を言って自転車を返し、お部屋に戻る途中、写真などを撮ってうろうろしていると、さっきの自転車やさんが自転車で追っかけてきました。この部屋番号にはあなたの名前では宿泊していない、というのです。引返してみると、なんと、借りたのは隣のホテル!海沿いの遊歩道を歩いているとき、通りがかりのお巡りさんに尋ねたら、ここだと教えてもらったのだったけど。

えー、宿泊してるホテルだとばかり思っていたわ、なんとかまけてよ、と青い目の世界チェーンのホテルマンに訴えました。一人がフロントに問い合わせに行っている間、次にバリにくるときはこのホテルで泊るから、とか、大阪から来たと言うと大阪弁を教えてくれ、とか、、、でも、結局はサービス料も入れて、日本のホームセンターでなら一台の自転車を買えるほどの賃貸料を支払わなければなりませんでした。

お買いものよりも高い自転車代でしたが、でも、飛行機を乗りちがえてどこかの島に行っていたのよりはマシ、とおとうさんとなぐさめあうのでした。

夕食はせっかくだからと、バリ料理のレストランへ。タクシーを頼んでいたのだけれど、結局はホテルの白タクで割高だったなと、これも今になってわかった。「地球の歩き方」に載っている日本人にも人気のお店、ということだったけど、香辛料ばかりがきつくて体調の悪いおかあさんはちっとも食べられませんでした。でもせっかくだから写真は撮りましたけど。

ホテルの部屋にもどるとこの日は満月でした。

 

 

 

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