五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

20年前の境界立会いについて

2012-08-08 02:43:45 | 五高の歴史

火曜日には五高記念館に出ていることは何回か話したことがあるが、昨日は20年昔の土地境界立会について現在の担当者が話を聞きに来た。俺が宅地建物主任者試験、いわゆる宅建に合格したのは何時だったろうか?

話は以下のようなことであった。大学の土地に教育学部新南部農場というところがあるが隣の人がその付近の土地を購入したが里道の確認のためのどうじゃ。こうじゃの話で里道の問題であるようだ。平成5年に確か地籍調査を地方公共団体(熊本市)が行いその立会は当時の担当の俺が行ったのは確かである。現在の担当者は当時の立会の資料を市からもらってきていた。大学の管財係職員は境界立会等の申し入れがあれば必ず立会に出ている筈である。

平成5年の地籍調査の際には、隣の人はその時は大学は自分の方には黙って市との地籍調査を行っていると言われているので市から当時の資料のコピーをもらってきたとか、そしてその立会の事情を聞きにきたとか・・・20年も昔の話であるのでもう忘れてしまったと言って片付けていいかもしれないが・・・・・今度の場合、もし当時の管財係の立会の証拠でもなかったらどうされたことだろう。

今日の話ではこの土地の隣人がこの里道に関係するところを計測されたのだろう?その調査費か?測量費か?、代金六十数万円の半分を大学側も負担してくれということらしい。くわしい事情はわからない。

平成5年から既におよそ20年、時代は変わり大学は独立行政法人になっている。法人化された時には確か2千数百万円をかけて、その時改めて土地の字図の再構築が行われている。

この2千数百万円の計算根拠は自分で計算して、測量士、家屋調査士等の関係者に字図作成を依頼すれば大学管理の総面積からそのくらいかかるはずであると計算したのである。

しかし法人化時の字図作成では境界確認等は主要部分だけであったそうである。いつの時代でも公務員という人種は自分が担当するときはそれを如何にほころびがないようすること許りを考えている。

今日の担当者にも管財関係の仕事をしているのであれば自分で確認することが一番いいので民間の家屋調査士等当てにしなく自分で調査士等の資格を取ったらどうですかと勧めたことであった。

 



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