五高の教育のモットーであった「質実剛健・剛毅朴訥」の精神が生まれたのは五高の建物の配置によるものであったかもしれない
特徴的なことは寮が敷地の中央に建築されていること。各建物はその周囲に配置されていること。
この同じ時期に創設された他の高等中学校の敷地面積が二万坪内外であったのに比べ、五中は五万一千坪の広さをほこっていた事もあろうが、他の中学では本館や実験棟の建物が中央で寮は隅の方に位置されている。
五高は事務棟が本館の裏側に独立して設けられ本館は教室であり、それすなはち事務棟が本館の裏に建てられていることは
五高は管理より学生の教育を重視していたことの証拠ではなかろうか、
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