湘南軌道のコースを妄想して1回目及び2回目のサイクリングを行いました。それぞれ現地を走ってみて、合ってるかもしれないとか、これはちょっと違うかもしれないと肌で感じて楽しみました。今回(3回目)は、1回目及び2回目の経験を加味して下記の地図に記入したコースを肌で感じて楽しんで参りました。
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地図で等高線を見たりGoogleストリートビューやGoogle航空写真を見て、経路を妄想してBaseCampにプロットして、GPSデータにしてGarmin eTrex30x に入れて現地を走りました。室川および水無川をどこで渡るのか、それから水無川を渡ってから命徳寺のどの辺りを横切って台町へ行くのか、龍門寺の東側を通るのか西側を通るのかどちらが合ってそうか、を肌で感じて参りました。
室川を南側から北側へ渡ることを想定して上の地図の箇所を現地で見て参りました。
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下の写真は室川の南側から北側を撮影しています。現在の道なりには経路だった可能性があるかもしれないと妄想したのですが、北側の高度がちょっと高すぎのように感じました。後世に盛り土されたのかもしれませんがどうもそういう感じはしませんでした。
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太い方が室川で細い方はたぶん農業用水路ではないかと妄想します。昔からあったのか判りませんがもしあったとすると湘南軌道の橋と水路を同じ場所にする必要性があるのかないのか確信ありませんが無いのではないかと思います。なので橋があったのはここではないような気がしてきました。
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(注記:解像度が低くて本文が読めませんが記念碑が二つ建っていました。これが湘南軌道に関係あるかどうか解像度の高いコンパクトデジカメを持参して再調査しようと思います。)
命徳寺のどこを横切って台町まで行っているのか。
湘南軌道は命徳寺の参道にある大きな木の横を通っていたとしているブログがありましたので、今回はその大きな木と参拝者用駐車場との間を通っていたと仮定してみました。大きな木の横を通って進むともう一本大きな木がたっています。
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その木で左折すると墓場があります。
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下の写真で左へ進むといくつかの区画で墓がたってます。
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何個目かのブロックで右(北)へ突き当りまで行きます(実際には行ってません)。
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突き当りから南側を見るとガスタンクが見えます。下の写真で右を向いて進みます。(実際には墓場を横切りませんでした。墓場の南側から眺め、今度は墓場の北側から眺めて、情報を合わせました。)
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下の写真の突き当りに出てきますのでそのまま道なりに進みます。
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下の写真の奥に写っているところへ続きます。手前に見えているのは車止めの石柱です。この石柱は下の写真の反対側の道路からの車を止めています。
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その道路です。湘南軌道は、この道路を横切ってまっすぐと奥へ進んでいたのだとするブログがありました。現在そこは、お寺の駐車場で、突き当りは行き止まりですので、下の写真に見える道路を道なりに右へ進みます。
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ゆるい登り坂です。登りきったところを左折するとその先に台町駅跡があります。
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台町駅跡はこんな感じだっただろうというブログがありました。
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さて、3回目(今回)の現地を肌で感じるサイクリングの結果、妄想した大竹~台町の経路はハズレのような気がしましたので、あらためて、室川及び水無川をどこで渡り、命徳寺をどのように横切って台町へ至るのか、ネットで検索してみました。選ぶキーワードによっては期待している情報にヒットしないのですがいろいろキーワードを選んで検索してみたところ「湘南軽便鉄道・写真展示会見学」という興味深いブログにヒットしました。
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「湘南軽便鉄道・写真展示会見学」というブログによりますと、そのブログでも紹介されている下に示す当時実際に湘南軌道の機関車が走行しているところを撮影した風景写真の分析を根拠に割り出した経路だとのことですから、よっぽど信頼できるのではなかろうかと思いました。4回目はこの経路を実走して感じてみようかと思いました。
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湘南軽便鉄道・写真展示会見学というブログが想定した経路は下の地図のとおりになると思うのですが、写真の位置関係を見ると、気のせいかもしれませんが、右辺から斜めに左下へ線路が映っているのですが直線ではなくてほんの少しだけ曲がっているように見えますし、室川の鉄橋と水無川の鉄橋との位置関係及び命徳寺との位置関係を頭の中でVRしてみるとちょっとその経路ではないのではなかろうかという気がしました。
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では頭の中のVRが腑に落ちる位置関係に見える経路はどこかにあるかなと妄想しながら現代の地図を見ると、現在の道路と袋小路がつながってみえてきました。仮にそれを経路だとすると少し腑に落ちて参りましたが、いずれにせよ現地を見て肌で感じてからだなと思いますので、新たに妄想した下の地図の経路を現場で確認して楽しむ廃線跡サイクリング4回目を計画をしようと思います。
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上の地図経路を妄想してから更にネット検索をしていたところ、神奈川県立秦野曽屋高等学校2年生の伊藤道明さん及び岩田柊さんの研究レポート「湘南馬車鉄道設立の軌跡」を見つけました。そこには、水無川にあった湘南軌道の橋脚跡の写真(【図12】)及び当時橋脚の跡があった場所には現在石が置かれていた(【図29】)それを渡る最中、川底には橋脚のコンクリート跡と思われるものがあったとの情報がありました。
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この情報を考慮すると、4回目のサイクリングを行おうとして妄想した地図も違うかもしれないという気がして参りました。明確で決定的な資料にヒットしないので妄想があっちへ行ったりこっちへ行ったりします。それも楽しみのうちですな。
参考にさせていただいたブログ:
・湘南軌道(Wiki)
・軽便(けいべん)鉄道100年の節目 掲載号2013-05-02
・廃線探索 湘南軌道
・湘南軽便鉄道・写真展示会見学
・はだのめぐり 軽便鉄道を歩く その1
・はだのめぐり 軽便鉄道を歩く その2
・湘南軌道 ジオラマ
・廃線跡サイクリング:湘南軌道(1回目)
・廃線跡サイクリング:湘南軌道(2回目)
・廃線跡サイクリング:湘南軌道(3回目)
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地図で等高線を見たりGoogleストリートビューやGoogle航空写真を見て、経路を妄想してBaseCampにプロットして、GPSデータにしてGarmin eTrex30x に入れて現地を走りました。室川および水無川をどこで渡るのか、それから水無川を渡ってから命徳寺のどの辺りを横切って台町へ行くのか、龍門寺の東側を通るのか西側を通るのかどちらが合ってそうか、を肌で感じて参りました。
室川を南側から北側へ渡ることを想定して上の地図の箇所を現地で見て参りました。
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下の写真は室川の南側から北側を撮影しています。現在の道なりには経路だった可能性があるかもしれないと妄想したのですが、北側の高度がちょっと高すぎのように感じました。後世に盛り土されたのかもしれませんがどうもそういう感じはしませんでした。
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太い方が室川で細い方はたぶん農業用水路ではないかと妄想します。昔からあったのか判りませんがもしあったとすると湘南軌道の橋と水路を同じ場所にする必要性があるのかないのか確信ありませんが無いのではないかと思います。なので橋があったのはここではないような気がしてきました。
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(注記:解像度が低くて本文が読めませんが記念碑が二つ建っていました。これが湘南軌道に関係あるかどうか解像度の高いコンパクトデジカメを持参して再調査しようと思います。)
命徳寺のどこを横切って台町まで行っているのか。
湘南軌道は命徳寺の参道にある大きな木の横を通っていたとしているブログがありましたので、今回はその大きな木と参拝者用駐車場との間を通っていたと仮定してみました。大きな木の横を通って進むともう一本大きな木がたっています。
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その木で左折すると墓場があります。
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下の写真で左へ進むといくつかの区画で墓がたってます。
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何個目かのブロックで右(北)へ突き当りまで行きます(実際には行ってません)。
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突き当りから南側を見るとガスタンクが見えます。下の写真で右を向いて進みます。(実際には墓場を横切りませんでした。墓場の南側から眺め、今度は墓場の北側から眺めて、情報を合わせました。)
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下の写真の突き当りに出てきますのでそのまま道なりに進みます。
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下の写真の奥に写っているところへ続きます。手前に見えているのは車止めの石柱です。この石柱は下の写真の反対側の道路からの車を止めています。
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その道路です。湘南軌道は、この道路を横切ってまっすぐと奥へ進んでいたのだとするブログがありました。現在そこは、お寺の駐車場で、突き当りは行き止まりですので、下の写真に見える道路を道なりに右へ進みます。
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ゆるい登り坂です。登りきったところを左折するとその先に台町駅跡があります。
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台町駅跡はこんな感じだっただろうというブログがありました。
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さて、3回目(今回)の現地を肌で感じるサイクリングの結果、妄想した大竹~台町の経路はハズレのような気がしましたので、あらためて、室川及び水無川をどこで渡り、命徳寺をどのように横切って台町へ至るのか、ネットで検索してみました。選ぶキーワードによっては期待している情報にヒットしないのですがいろいろキーワードを選んで検索してみたところ「湘南軽便鉄道・写真展示会見学」という興味深いブログにヒットしました。
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「湘南軽便鉄道・写真展示会見学」というブログによりますと、そのブログでも紹介されている下に示す当時実際に湘南軌道の機関車が走行しているところを撮影した風景写真の分析を根拠に割り出した経路だとのことですから、よっぽど信頼できるのではなかろうかと思いました。4回目はこの経路を実走して感じてみようかと思いました。
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湘南軽便鉄道・写真展示会見学というブログが想定した経路は下の地図のとおりになると思うのですが、写真の位置関係を見ると、気のせいかもしれませんが、右辺から斜めに左下へ線路が映っているのですが直線ではなくてほんの少しだけ曲がっているように見えますし、室川の鉄橋と水無川の鉄橋との位置関係及び命徳寺との位置関係を頭の中でVRしてみるとちょっとその経路ではないのではなかろうかという気がしました。
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では頭の中のVRが腑に落ちる位置関係に見える経路はどこかにあるかなと妄想しながら現代の地図を見ると、現在の道路と袋小路がつながってみえてきました。仮にそれを経路だとすると少し腑に落ちて参りましたが、いずれにせよ現地を見て肌で感じてからだなと思いますので、新たに妄想した下の地図の経路を現場で確認して楽しむ廃線跡サイクリング4回目を計画をしようと思います。
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上の地図経路を妄想してから更にネット検索をしていたところ、神奈川県立秦野曽屋高等学校2年生の伊藤道明さん及び岩田柊さんの研究レポート「湘南馬車鉄道設立の軌跡」を見つけました。そこには、水無川にあった湘南軌道の橋脚跡の写真(【図12】)及び当時橋脚の跡があった場所には現在石が置かれていた(【図29】)それを渡る最中、川底には橋脚のコンクリート跡と思われるものがあったとの情報がありました。
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この情報を考慮すると、4回目のサイクリングを行おうとして妄想した地図も違うかもしれないという気がして参りました。明確で決定的な資料にヒットしないので妄想があっちへ行ったりこっちへ行ったりします。それも楽しみのうちですな。
参考にさせていただいたブログ:
・湘南軌道(Wiki)
・軽便(けいべん)鉄道100年の節目 掲載号2013-05-02
・廃線探索 湘南軌道
・湘南軽便鉄道・写真展示会見学
・はだのめぐり 軽便鉄道を歩く その1
・はだのめぐり 軽便鉄道を歩く その2
・湘南軌道 ジオラマ
・廃線跡サイクリング:湘南軌道(1回目)
・廃線跡サイクリング:湘南軌道(2回目)
・廃線跡サイクリング:湘南軌道(3回目)
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