4月22日(土)
広島市街地の桜は完全に葉桜状態になった。しかし、海岸部であっても山の上にはまだ桜が咲いている筈と、野呂山と灰ケ峰に自動車で登ってみた。野呂山の麓では当然に葉桜であったが、スカイラインを標高500~550メートル地点まで上がると、満開の桜が待っていた。頂上部(標高800メートル余)まで行くと、まだ4分咲きであった。灰ケ峰では雨に降られたが、ヤマザクラや植樹された桜などの混合林の七色の桜の饗宴に酔いしれるようであった。
【写真上】野呂山(広島県呉市川尻町)のさざなみスカイライン沿いに見事に咲いた染井吉野。麓から何組かの家族連れや夫婦が花見に来ていた。
【写真中】灰ヶ峰(広島県呉市)の南面を七色に染めるヤマザクラなど。この絶妙な色合いは、ここならではのもの。
【写真下】いつも登る登山道周辺の空気も、七つの桜色に染まっている感じだった。