5月18日(火)
何日も何日も続く好天の日々。これらの日々が過ぎれば、やがて梅雨の日々へと変わって行く。入梅前の皿ヶ嶺は春からリレー風に咲き続けてきた花々が一つのエポックを区切るように殊の外美しく咲く所となる。そんな山を妻のチャコと共に歩いてみました。
稜線直下の自然林と植生林のコラボが美しい皿ヶ嶺の山域を登山口の水の元から見上げてみました。
ニシノヤマタイミンガサに包まれた風穴、付近には涼風が流れています。
6月になると風穴で花を開くヒマラヤの青い芥子の蕾が膨らんできました。
梅雨の時期に皿ヶ嶺のお花畑の主となるギンバイソウが姿を現してきました。
稜線部に立つ古ブナも新緑から幾分深い緑へと彩りを変えてきました。
ブナの林の樹間から遠く石鎚山塊が望めました。
地味な花ながら、オトコヨウゾメは初夏を感じさせるスイカズラ科の花です。
皿ヶ嶺の山域の多いヤマナシの花がまだ残っていました。
花の名前は記しませんが、この時期のこの山を代表する花と言えましょうか。
ツリバナもこの時期らしい花です。
これも山域では稀少種となっている花のようです。大切にしていきたいものです。
同じ種なのでしょうか、これも稀少種、ずっと守って行きたいものです。
シコクナベワリの花です。形状が面白い花です。
この日の軌跡です。
水の元8:52・・・・9:09上林森林公園広場9:12・・・・9:17風穴9:21・・・・9:39直登道分岐・・・・10:11引地山分れ・・・・10:29十字峠・・・・10:39皿ヶ嶺二等三角点・・・・10:44皿ヶ嶺山頂(1278m)10:55・・・・11:18竜神平11:28・・・・11:44三差路・・・・12:01上林峠(昼食)12:20・・・・13:06天狗の庭・・・・13:25水の元
山行の詳細はHP「一歩入魂」でご覧ください。
http://www.chacoandmonk.sakura.ne.jp/2016/0518saragamine.html