8月に入り西中国山地の奥山ではキレンゲショウマが咲く頃となりました。険しい奥山には簡単には行けませんが、咲き具合を推察出来る芸北のスポットに寄ってみると、やはりボツボツと咲き始めていました。そのほかにも盛夏から秋にかけて咲く花々が沢山ありました。酷暑の中、季節は確実に進んでいるようです。〔8月2日(金)〕
↓ 天涯の花キレンゲショウマ(アジサイ科キレンゲショウマ属)がボツボツと咲き始めました。
↓ キレンゲショウマは宮尾登美子さんの小説「天涯の花」で有名になりました。四国剣山の話でしたが、これは中国山地に開き始めたばかりの可憐な花です!
↓ ソハヤキ(襲速紀)要素とされるキレンゲショウマですが、その圏外の中国地方にもかなり分布しているのは不可思議なことです!
↓ フシグロセンノウ(ナデシコ科センノウ属)も咲き始めていました。
↓ ヒメヒオウギズイセン(アヤメ科ヒオウギズイセン属)は下界に比べて随分と遅咲きです。
↓ オミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属)の花には秋を感じます!
↓ ビッチュウフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)も長く咲き続ける花です!
↓ センジュガンピ(ナデシコ科センノウ属)もまだ咲いていました。
↓ レンゲショウマ(キンポウゲ科レンゲショウマ属)はまだ蕾でした。可憐に開いた花を今年も見てみたいものです!
↓ ソバナ(キキョウ科ツリガネニンジン属)は全般には花期の終盤を迎えていました。
↓ トチバニンジン(ウコギ科トチバニンジン属)が紅い実を結んでいました。
↓ ヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属)が小さな蕾を付けていました。
↓ マツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)が一株だけ早くも開花していました。