お盆も過ぎて今年もまた野生化したタカサゴユリ(ユリ科ユリ属)が咲く時節となりました。わが家の庭にも早速咲き始め、街中や郊外の叢でも咲き始めたばかりの若い花を見掛けます。台湾原産のユリで観賞用に持ち込まれたものが野生化したとされています。道路沿いの土手などがその群落で埋め尽くされるのも間もなくでしょう。〔8月21日(水)・22日(木)〕
↓ わが家の庭に咲き始めたタカサゴユリです。野生の株ですが、白く美しい花は鑑賞の対象になります。
↓ 大きなラッパ状の花で、花弁は6枚あります。内側は白色でテッポウユリとそっくりです!
↓ 散策ルート沿いの叢に咲いたタカサゴユリです。花の外側には紫色がかった線が入っており、テッポウユリと区別出来ます。
↓ 広島市内は城南通りのセンダン(センダン科センダン属)の街路樹も深い緑になってきました。歩道沿いの花壇にタカサゴユリを探しましたが発見出来ませんでした!
↓ 花を探している間にカラフルな専門学校の建物の上に新しい高層マンションがタワーマンションと並んで抜きん出ていることに気付きました。
↓ 城南通りから幟町にある縮景園に足を運ぶと、その園内にもタカサゴユリが開花していました。
↓ タカサゴユリは雑草の如き強い繁殖力があり、種が風で運ばれて瞬く間に日本中に広がっていったようです!
↓ 深い雑草の中に咲いても美しい花です。タカサゴユリの花言葉は、「正直、甘美、威厳、純潔、無垢」とのこと。