前日の大雨が止んで晴天が戻ってきたので西中国山地の奥山に咲くヤマシャクヤク(ボタン科ボタン属)を訪ねました。COVID-19禍による県境越え自粛要請で十種ヶ峰を訪ねることが出来なかったので、中国地方では今季初めて見る満開のヤマシャクヤクでした。1週間前に訪ねたものの残念ながらまだ蕾の状況でしたので、今回は待望の花との面会ということになりました。〔5月19日(火)〕
↓ 待望のヤマシャクヤクとの面会!見事に咲いていてくれました!!
↓ 広島県内の山域には珍しく小さな群落をなして咲いています。
↓ 小さな渓流沿いの斜面に個体が点在して咲いていました。
↓ ブナの美林を抜けて分け入った深い山中にヤマシャクヤクの群落の自生地はあります。
↓ 山中にはもうギンリョウソウ(ツツジ科ギンリョウソウ属)が咲いていました。
↓ 奥深い山中に咲くヤマシャクヤクの花です。標高千数十メートルの高地ですので、十種ヶ峰などに比べて花期はかなり遅めです!
↓ 前日の嵐のような雨に打たれて形を崩してしまったり、散り果ててしまった個体が残念ながら沢山ありました。
↓ 花が残っていたり、形が整っておれば素晴らしい群落であったのでしょうが・・・・・!
↓ 大雨にちょっと痛めつけられたようですが、何とか残っていてくれた花です!
↓ すぐ近くの林床にヤグルマソウ(ユキノシタ科ヤグルマソウ属)が花芽を付けていました。
↓ タニギキョウ(キキョウ科タニギキョウ属)は咲き始めたばかりのようでした!
↓ ちょうど満開となったばかりのユキザサ(キジカクシ科マイズルソウ属)、最も美しい頃合のようです!