芸北に行った折角の機会と思い、天気が崩れて小雨模様になってきた中ながら八幡高原の霧ヶ谷湿原を短時間ながら歩きました。湿原は春の花々の姿が消えて夏の花が咲き始める前の端境期で、黄色のミツバツチグリと菜の花が見える程度でした。冷気を帯びた低気圧が日本海から南下してくる中で気温は昼間の最高気温から10数度も急速に低下し13℃程度になっていました。とても初夏とは思えない肌寒い湿原でした。〔5月19日(火)〕
↓ 高原の自然館近くの車道脇に植えられた躑躅が見事に咲いていました。
↓ ハンノキ(カバノキ科ハンノキ属)が林立する霧ヶ谷湿原はいかにも高原の湿原といった佇まいでした。
↓ 霧ヶ谷湿原から後背の掛頭山(1,126.1m)を見上げました。
↓ 湿原内で見た数少ない花のひとつはミツバツチグリ(バラ科キジムシロ属)でした。
↓ 渓流沿いには菜の花が群落をなして咲いていました。周囲の山々は新緑に覆われいました。
↓ 菜の花は湿原の周辺にも群落をなして咲いていました。
↓ 半分ほどが飛んでしまったタンポポの実です!
↓ やがて梅雨入りとなる湿原ですが、徐々に夏の花々が姿を現してくる筈です。夏の花が咲き誇るまでの間は静かな日々が続きます。