時間が経過するほどに三段峡の渓谷から見上げる狭い空は綺麗に晴れ渡っていきました。青空の下、新緑の山々や梅雨の雨でやや水嵩が増した柴木川の激流が岩を食む景観は美しく、路傍の初夏の小さな花々などと共にそれらを眺めながら黒渕まで歩くこととしました。〔5月19日(水)〕
↓ 激流の流れ込む藍色の渕が美しい女夫渕(みょうとぶち)です。
↓ 路傍を小さなツクシタツナミソウ(シソ科タツナミソウ属)が彩っていました。中国地方西部、四国北部と九州に分布する花のようです。
↓ 石樋と天狗ヵ岳の大眺望です!
↓ 石樋の渓流!
↓ ぐるの瀬と天狗ヶ岳
↓ この時期の代表的な花のコガクウツギ(アジサイ科アジサイ属)とシライトソウ(シュロソウ科シライトソウ属)の共演です!
↓ 青空の下では、岩食む怒涛の瀬音も心地良く聞こえました!
↓ オモゴテンナンショウ(サトイモ科テンナンショウ属)。愛媛県の面河渓で発見されたことからこの名があるとのことで、高知、愛媛、広島、山口の4県でのみ確認されているそうです。
↓ 晴れた空の下で輝く新緑の中をハイクしました!
↓ 白く泡立つ怒涛!
↓ 黒渕から新緑に覆われた柴木川の上流方向を眺めました。
↓ 黒渕の懸崖の中ほどにこんな花が咲いていました!
↓ 川向うの黒渕荘に渡る吊り橋です。この日は黒渕荘は営業しておらず、釣り橋も通行止めでした。