修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

東千田公園を歩く

2018-03-16 07:30:46 | 散歩道

    所用で鷹野橋に行く機会があったので、久し振りに東千田公園を歩いてみました。元広島大学本部跡地の一部の約3.0ヘクタールが公園として開放されています。大学跡地の一部は既に高層マンションやショッピングセンターとなっており、広島大学東千田キャンパスも設けられています。また新たに公園の東隣りの大学跡地には高層マンションが建設されています。暖かくよく晴れ渡った好日、ゆっくりと園内を歩きました。〔3月12日(月)〕


↓ 東千田公園の入口です。門柱、フェニックスの植え込み、メタセコイアの並木などは広島大学から引き継いだ遺構です。

 ↓ 春の彩りの花壇とメタセコイアの並木道

 ↓ 原爆被爆建物の旧理学部一号館です。現在は立ち入り禁止となっています。建物の前のシンボル広場にはミストが噴き出ていました。

 ↓ 噴水ならぬミストが噴出する広場です。

 ↓ 公園の東側の大学跡地では地上53階建ての高層マンションの建設が始まっていました。出来上がれば、中四国・九州最高階数のマンションになるとのことです。

 ↓ 大学跡地の南西側には既に高層マンションとショッピングセンターが完成しています。

 ↓ 公園の北西側には広々とした芝生の園地が広がっています。

 ↓ 芝生の園地は扇状に街に向かって広がっており、子供たちものびのびと遊べるところです。

 ↓ 芝生広場からみた高層マンションです。

↓ 高層マンションの隣にあるミニショッピングセンター「ABAS HIGASHI SENDA」

↓ ショッピングセンターから俯瞰した東千田公園の芝生広場


春の景色を求めて縮景園へ

2018-03-15 09:36:11 | 散歩道

  海田市駅で満開の桜を見た後、縮景園では春の花々が咲き始めているのではないかと思い訪ねてみました。前回訪ねてから2週間余が経過しましたが、3月も中旬を迎えていくつかの新しい花々が見られました。また、梅園は紅白の梅が咲き乱れ状態で多くの観梅の人達の姿がありました。夕刻が迫る時間帯での散策でしたが楽しい時を過ごすことが出来ました。〔3月10日(土)〕

↓ ボタン園でサンシュユの花が咲き始めていました。春を呼び寄せる黄色の花です!

 ↓ ハクモクレンは大きな蕾が膨らんできていました。間もなく開花です!

 ↓ ミモザが咲き進んで花が多くなっていました。

 ↓ 清風館前のしだれ梅が満開でした。

 ↓ 園内に3本ある河津桜のうち2本が咲き始めていました。これは清風館東側の通路脇の樹です。

 ↓ 好天下、石亀が池の石の上でエクササイズ中でした!?

 ↓ 池畔の繁みに馬酔木(あせび)が咲いていました。これも春を呼び寄せる花ですね!

 ↓ 午後遅い時間帯の梅園はビルの日陰になってしまいますが、このしだれ梅だけが西に傾いた太陽のスポットライトを浴びていました。

 ↓ 紅白の梅が咲き乱れた梅園の地面には、その散った花弁がさながら雪原のように広範に積もっていました。

 ↓ 今満開!

 ↓ 爛熟の時!

 ↓ 蝶をも呼び寄せる満開の梅の花!

 ↓ 庭の苔も緑色を増してきたようです。

 

ここからは、この日の縮景園界わいの景観です。

 ↓ 公園の芝の緑も深くなってきました。(縮景園隣の栄橋西詰河岸緑地)

↓ 栄橋から見た京橋川・猿猴川の分岐点です。広島駅前、京橋町のビル群が都会らしい雰囲気を醸します。

 ↓ 広島駅前を通る城北通りです。




霧氷の吉和冠山から春の気配漂う麓へ下山!

2018-03-14 13:05:28 | 山歩き

 ガスと強い風で冷たい霧氷の世界であった吉和冠山からの下山路は徐々に晴れて、標高1,200メートルから下はきれいな青空に恵まれました。下る程に残雪も少なくなって行き、さながらこの日の下山路は冬から春にタイムスリップする移動時間のようでした。

 ↓ ランチタイムを終えて、霧氷に包まれた吉和冠山々頂を後に下山の途に就きました。

 ↓ 吉和冠山々頂付近の積雪はまだ1メートルを超えていました。その雪原を抜けて冠山分れへと戻ります。

 ↓ 寂地山から松ノ木峠に下る尾根に乗りました。ブナ林が美しい実に気持ちの良い尾根です。

 ↓ 広々とした尾根の雪原を下って行きました。樹々の美しさに時に足を止めて感嘆しながら・・・・!

 ↓ いつの間にか完全に晴れて青空の下でのウォークとなりました。

 ↓ 広い雪原に樹々の影が投影されます。穏やかな春の山です!

 ↓ 春めいた陽光を浴びて眠っていたブナの古木も目を覚ましそうです!?

 ↓ 標高が1,200メートルを切ると、ぐっと積雪が少なくなりました。左側は自然林の広島県、右は植林された山口県側です。

 ↓ 雪解けが進んだ雪原です。この陽射しの下では早々に地面が顔を出しそうです!

 ↓ 中腹から見上げた吉和冠山の山頂。山頂もすっかり晴れてきていました。雪が融ければ、程なく萌黄色の山肌に変わるでしょう!

 ↓ 根明けしたミズナラ林。春の足音が聞こえてくるようです!

 ↓ 冬から春へと移ろう野辺です。背負ったワカンをこの日は使うことがありませんでした。

 ↓ 殆ど雪の消えた松ノ木峠へ下山!


残雪の吉和冠山を歩く

2018-03-13 15:38:55 | 山歩き

  夜明けの 松ノ木峠登山口から広島・山口県境の寂地山への尾根を登り始めました。松ノ木峠にも登山道にも雪が殆どないことには驚くと共に若干の落胆をも感じました。雪の多かった今冬はまた雪が解けるのも早かったようです。この尾根筋が南面であることも雪解けが早かった一因でしょうか。それでも登山口から標高差400メートル程登った標高1200メートル近いところから雪面となりそれは山頂まで続きました。残雪はよく締まっており壺足で歩き通すことが出来ました。冠山分れを過ぎると冠山にはガスが懸っており、春めいた天気に諦めていた霧氷を山頂部で見ることが出来ました。〔3月11日(日)〕

 ↓ 残雪が僅かに残る東斜面のミズナラ林が朝焼けの光に包まれていました。

 ↓ 昇ったばかりの陽の光を浴びながら登山開始です。登山口近くの登山道には全く雪がありませんでした。

 ↓ 雪のない登山道が暫く続きました。

 ↓ 標高1,000m程の地点です。まだ雪は疎らな感じです。

 ↓ 標高1,150m程になって、東斜面の残雪が深くなってきました。

 ↓ 標高1,164m独標を越えると暫く雪庇が出来た細尾根が続きます。

 ↓ 標高が」1,200m近くになると尾根筋は全面残雪で覆われた雪原となりました。

 ↓ 雪面は木屑や埃で汚れていますが、風下側の根明けの穴の中だけが純白の雪面でした。風のなせるところのようですが、どんなメカニズムでこうなるのでしょうか?!

 ↓ 見事なブナの樹々が続く尾根筋を登って行きました。夏道ではこれだけのブナを身近に見ることはなかなか出来ません。

 ↓ 何という広々とした尾根筋の雪原でしょうか!!この景観を見ただけでもここまで来た値打ちがあったように思いました。無雪期にはブッシュや葉をつけた樹々の枝で覆われるこの尾根筋は、これほど開放的とはなりません。

 ↓ そっと切り取って持ち帰りたくなるほどの残雪期のブナ林の景観です。この辺りが冠山分かれの筈です。

 ↓ 冠山分れから尾根筋を離れて冠山へと舵を切り替えました。先ずは一旦鞍部へと下ります。

 ↓ 小川新道への分岐のある鞍部から冠山への上り勾配に入りました。山頂部はガスに隠れていました。

↓ 山頂部に入って行くとガスがやや濃くなり、細い樹々の枝に霧氷が結んでいました。

 ↓ 一瞬の晴れ間に山頂部の霧氷群が輝きながら現れました。

 ↓ ガスと霧氷に包まれた吉和冠山の山頂です。

 ↓ 山頂北側の展望所はガスで眺望はありませんでしたが、崖上のブナの大木は強い風の中厚い氷の衣を纏っていました。

 ↓ 霧氷に包まれた吉和冠山の山頂の岩陰で暫しちょっと早いランチタイムを取りました。


冠高原の朝

2018-03-12 07:07:10 | 山歩き

 今冬最後の雪山にするべく「山の自由人」のメンバーで西中国山地の吉和冠山に登ることとしました。いつもの通りに早暁に広島を発ち登山口の冠高原へと急ぎました。山に登り始める前に、その冠高原で日の出の時間を迎えました。

↓ 日の出直前の朝焼けの冠高原(6:41)

↓ 繁みの中に朝日が出てきた様子です。(6:43)

↓ 速いスピードで丸い太陽が姿を現しました。(6:43)

↓ 春めいてきたとはいえ、朝は凍てついた標高800mの冠高原でした。出たばかりの陽光に直ぐに大地の氷は融けてしまうことでしょう!

↓ 朝日を浴びる松ノ木峠です。ここから吉和冠山へ向かって登り始めます。

 ↓ 山中に入って東の空を眺めると、朝日は山の端から大分昇ってきていました。(7:03)

 ↓ 朝日を横から浴びる登山道です。柔らかい光が登山者の緊張を解いてくれます。

 ↓ 登山道脇の雪田に朝日がミズナラの影を投影します。