秋に広島駅北口と二葉の里を行き来する時にいつも立ち寄るのがもみじ饅頭で有名な「にしき堂」本店(広島市東区光町1丁目12-23)です。店舗の周りがモミジの樹で囲まれており、紅葉の盛りには最高に綺麗な世界が現出します。12月の上旬が見頃であったかと思いますが、今年は訪れるのが遅くなってしまって、名残りの紅葉を拝することとなりました。〔12月15日(水)〕
↓ 名残りの紅葉とて、とても上品で名代の菓子舗を引き立てていました！
↓ この樹は他の樹が紅葉の盛りを迎える時にまだ緑色を呈しているのですが、紅葉の晩節を見事に飾っているのもまた見事です。
↓ 名残りの紅葉に包まれた店舗の看板！
↓ 最終盤の時期ながら、二色の紅葉を配置した心遣いには敬服するしかありません！
↓ やはりもう少し早く訪れて華麗な紅葉の饗宴を目にしたかったものです！
11月頃から訪ねたいと思い続けていた二葉の里の冬咲きの花々をやっと訪ねる機会を得ました。もう遅きに失したかと危惧する花もありましたが、何とか思い続けていた花々に出会うことが出来ました。〔12月15日(水)〕
↓ 光が丘山根公園(広島市東区光が丘)にあるヒマラヤ桜(バラ科サクラ属)が花のピークは過ぎていましたが、満開の姿を見せてくれました。
↓ 青空の下、綺麗に咲き誇ったヒマラヤ櫻でした。二酸化炭素や窒素酸化物の吸収率が高いことから日本各地に植えられたとのことです！
↓ 長い雌しべや雄しべがヒマラヤ桜の特色のひとつです。
↓ 光が丘山根公園のすぐ東側にある國前寺(広島市東区山根町)も訪ねました。
↓ 國前寺の墓苑入口にある大きな山茶花(ツバキ科ツバキ属)越しに二葉山山頂の仏舎利塔を仰ぎ見ました。
↓ 國前寺で期待していたカンザキアヤメ(アヤメ科アヤメ属)が早咲きしていてくれていて、今年も12月に出会うことが出来ました。
↓ カンザキアヤメ(別名・寒アヤメ)は1月～2月が花期ですが、葉陰で数輪が早咲きしていてくれました！
紅葉も終わり、花々も少ない今の時期は散歩中もちょっと寂しいものがあります。しかし全くないかというと、そうでもなく、驚くほどに美しく感じられる冬の花にも出逢えます。
↓ 早咲きの山茶花に続けとばかり、ツバキ(ツバキ科ツバキ属)の花が咲き始めています。
↓ 冬に咲くヒガンバナの仲間のネリネ(ヒガンバナ科ネリネ属)を栽培する家庭が増えています！
↓ ネリネは南アフリカ原産の花とのこと！
↓ 路傍で紅葉した蔓性の植物に出逢いました。野葡萄(ブドウ科ノブドウ属)ではないかと思います。
↓ 寒空の下に咲くユリを見付けました！タカサゴユリ由来のシンテッポウユリ(ユリ科ユリ属)のようです！
久々に広島城を訪ねました。朝夕は寒いものの、昼間はかなり暖かく気持ち良く散策を楽しむことが出来ました。初冬となり、静かな城址公園を予想していましたが、意外にも多くの観光客の姿があって少なからず驚きました。〔12月12日(日)〕
↓ 初冬を迎えて広い広島城址公園にも落葉の絨毯が広がっていました。
↓ 広島城天守閣です。意外にも外国人旅行者も含め多くの観光客の姿がりました。
↓ 天守閣前から堀の西側の街を眺めました。国道54号線沿いのタイワンフウの並木が綺麗に紅葉していました。
↓ 天守閣の東面に回り込んでみました。春には桜が綺麗なところですが、この季節には観光客の姿もありませんでした。
↓ 城址公園内には日清戦争当時に置かれた大本営の遺構などが残っています！
↓ 園内のあちこちにまだ綺麗に紅葉した樹々が残っています！
↓ 紅葉の下も散策はこの時節でも心癒されるものです！
↓ 鯉の魚影も見られる池もちょっと立ち寄りたくなるスポットです。
↓ 隣の広島護国神社には多くの参拝者の姿がありました。我が家も孫たちのちょっと遅めの七五三参りに参列しました。
最近は美しい夕焼け空によく出逢います。今日もと期待していましたが、残念ながら夕焼けとしては中庸といった感じでしたが、空と雲、夕陽と水の織り成す景観がNHK-TVの「ニッポン印象派」的な趣きに感じられました。〔12月11日(土)〕
↓ 落日の光がイワシ雲で黄金色に拡散し、心に沁み入るような景観をなしていました。
↓ 遅い時期まで残った紅葉が西日を浴びて色彩のグラデーションを強調している感じでした！
↓ 青空に広がったイワシ雲、ヒツジ雲、うろこ雲が山の端に沈んだ夕日をなお浴びて美しく輝いていました。
↓ 広島アルプスの稜線のシルエットが夕焼け空の下に黒々と延びています！
↓ 空と雲、陽光と水の織り成す小宇宙です！
↓ 陽光を反射する水面に水鳥が２羽。されどうち１羽が水に潜って行ってしまいました！カワウではなく、カイツブリかなと思っています。
↓ 夕陽を反射する水辺に対岸のビルや家々が映り込んで、模糊とした情景を形づくっていました。
↓ 最後には眼前にセピア色の世界が広がりました！
