修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

山桜が満開!~ご近所の桜

2023-03-26 18:08:53 | 散歩道

 菜種梅雨が続き、咲き進む桜を巡る気持ちにならないものの、その咲き具合は気になるところです。そこで散策中にご近所の桜の模様を観察することとしました。全般にソメイヨシノは3~5分咲きといったところでしたが、山桜は見頃の満開!驚いたことは、早くもコバノミツバツツジがソメイヨシノと共に咲き誇ってきていることでした。〔3月24日(金)〕

↓ わが住宅団地内の公園ではヤマザクラが満開!満開の桜の下で、こども達が元気に遊んでいました。

↓ 見事に咲き誇るヤマザクラです!

↓ 満開のヤマザクラに園地の植栽の若葉が色を添えていました。

↓ ヤマザクラの満開の花と若葉のコラボが春の訪れを寿ぎます!

↓ ヤマザクラの隣では、5分咲きほどのソメイヨシノとコバノミツバツツジのコレボレーションが見られました。

↓ きれいに開花してきたソメイヨシです。今の陽気では、この後満開に向って一気に開花してきそうです!

↓ コバノミツバツツジが早々に開花です!

↓ 住宅団地の高みでは、ソメイヨシノが5分咲きほどで鑑賞に耐え得るほどの咲きっぷりでした。

↓ 散策を続けているとムラサキハナナ(アブラナ科オオアラセイトウ属)と7分咲きほどのソメイヨシノのコレボレーションが見られました!


菜種梅雨に濡れる庭の花々

2023-03-25 17:39:26 | 散歩道

 桜の開花宣言以降ずっと続く菜種梅雨!本来は咲き進む桜に浮かれてしまう頃合ですが、連日の雨や曇天に意気が上がりません。気分を幾分でも紛らわせようと庭に出てみると、春の花々が雨に濡れていました。〔3月23日(木)〕

↓ 全般に地味な色合いのわが家の庭ながら、真っ赤な椿の周りだけは明朗な雰囲気です。

↓ 今年は手入れが効を発揮してよく咲いたわが家の椿です!

↓ 若い花芽が出てきたシュンラン(ラン科シュンラン属)も雨に塗れていました!

↓ 花芽が起きてきたシュンランですが、連日の雨にちょっと戸惑っているかのよう!?

↓ 長い間楽しませてくれた花桃も枝先に若芽が出てもう散り始め。続く雨に暫し老境に耐えている感じです!!

↓ 庭の一画に植えたキヌサヤエンドウは白い花を付けて春を謳歌している感じです!


三段峡にミスミソウを訪ねる

2023-03-24 17:56:35 | 散歩道

 安芸太田町のアズマイチゲが花弁を開くのを待つ間に、三段峡に足を延ばしてミスミソウ(キンポウゲ科スハマソウ属)を訪ねました。峡谷沿いの険しい遊歩道に沿って可憐な花が咲いています。常緑の草のようなので、厳密にはスプリングエフェメラルの範疇には入らないのでしょうが、春先きに一足早く渓谷を彩ってくれる愛すべき花です。〔3月19日(日)〕

↓ 渓谷沿いの遊歩道を歩き始めて程なくややピンク色をしたミスミソウに出会えました!

↓ 白色の花が多い中、綺麗なピンク色の個体に早々に出会えて嬉しくなりました。

↓ ミスミソウの標本のような花と葉を路傍に見付けました!

↓ 三段峡の見どころのひとつの「耶源」の岩壁です!

↓ 「耶源」の足元では激流が美しい岩場を食んでいました!

↓ 険しい渓谷の中に可憐なミスミソウの花を見付けるとホッとします!

↓ まだ開いたばかりの花のようです!凛として良い感じです!!

↓ 西中国山地の雪融け水が渓谷の岩を食みます!

↓ 渓谷の森もどこか春の兆しが感じれるようでした。

↓ 渓谷の陽だまりに固まって咲く可憐なミスミソウの群落でした!

↓ 微笑んいるようなミスミソウです。雄蕊のピンク色の葯が優しさを演出します!

↓ 「大渕」の休憩所!春の好日には陽だまりのベンチでのんびりとしたいものです!

↓ 今年はミスミソウ以外の花を見付けられないでいましたが、最後に花の盛りをやや過ぎていましたがセリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)に出会えました。


ちょっと寝とぼけ気味なアズマイチゲたち

2023-03-23 16:40:20 | 散歩道

 ホソバナコバイモを後にアズマイチゲの花に逢いに行きました。人の住む集落に近い山際の段丘に自生地があり、この日は2か所を訪ねました。正午頃の時間でしたが、どちらもまだ日陰の中で、気難しがりやのアズマイチゲたちはまだ花弁を閉じたままでした。仕方なく、他の所で2時間余りの時間を過ごしてから再訪してみると、ちょっと寝とぼけ気味なものもありましたが、何とか花を開いてくれていました。〔3月19日(日)〕

↓ 陽光を浴びないと花弁を開かないアズマイチゲの自生地は、正午前にはまだ日陰の中で花弁を閉じていました。

↓ 午後になっても日陰ではやはり花弁を閉じたままのところもありました。あるいは開花直前の群生であったかも知れません!?

↓ 午後に訪ねてみると、億劫そうに花を開いた感じの株が並んでいました。

↓ まだ若い花のようで、新鮮な香り感に感服しました!

↓ 川向うの集落を望む山峡の段丘で陽光を求めるように咲くアズマイチゲです!

↓ アズマイチゲは白い花と緑色の葉のコンビネーションが美しいと思います。葉は3出複葉がそれぞれの花に3枚輪生しています。

↓ 白い花弁のように見えるのは実は咢片で、ひとつ花に8~13枚の咢片が付くと言われています。

↓ 午後の陽光を浴びてよく開いたアズマイチゲの群落です!フルの開いた花はやはり美しいものです!

↓ 群生して咲く花ですが、ひとつひとつの花の咲き様にもやはり個性が感じられます。

↓ 段丘を白く染めるように棚地いっぱいに広がって咲きます。


ホソバナコバイモ咲く里を訪ねる!

2023-03-22 18:07:49 | 散歩道

 安野花の駅公園を訪ねた足で芸北に咲くスプリングエフェメラルを観察をしてきました。先ずは、安芸太田町津波地区に咲くホソバコバイモ(ユリ科バイモ属)を訪ねました。季節外れの陽気が続いたこともあってか、集落内の斜面や神社の境内に咲くホソバナコバイモはもう満開状態で、一緒に咲くカタバミなどの春の花々はもう盛りを過ぎている感じでした。〔3月19日(日)〕

↓ 梅やサンシュユなどの花が咲き、春うららといった感じの津波地区の情景です。

↓ 木陰の斜面で可憐な花を付けたホソバナコバイモが待っていてくれました。

↓ ホソバナコバイモと一緒に自生しているカタクリは、まだ固い蕾の状態でした。

↓ 対生する葉と3枚の輪生する葉の二段構造のこの花の基本的な植生が見て取れます!

↓ よく保護された神社の境内で、群落となって咲くホソバナコバイモは恵まれたものたちのようです!

↓ 菜の花畑や柿の果樹園が広がる牧歌的な津波地区の佇まいも良いものです!