DEATH NOTEの13巻なるものを買いました。
12巻で完結ですがおまけみたいなものです。
連載前の読切版が載っていたり、Lの本名が載っていたり、キャラクタープロフィールや名場面集みたいなのが載っていたり。
それらもいいんですが、一番おもしろいのは原作者と漫画家のインタビュー記事です。自分的には。
DEATH NOTEの内容についての説明は省略します。もはやドラえもん並に有名になったと勝手に思っていますので。
この漫画は大人気でそれと同時にイロイロな議論も巻き起こしました。
連載終了は何らかの圧力があったからなんじゃないかという噂もあったり。
議論の主なものは主人公の月のやってることが正しいとか正しくないとか、L派だとか月派だとか。
少年誌なのに人がばったばったと死んでいく(というか殺していく)内容なので批判も多いわけです。
それでその批判に対する意見は
「人の死や死刑制度に対する問題提起としてこの漫画は意味がある」
みたいな話です。
自分もそうなのだと思っていました。
でも実際には自分はそんな事まったく考えていませんでした。
ただ単に面白かったから読んでいただけです。月とLどっちが正しいなんて一度も考えたことなかったし、どちらの応援もしていませんでした。
Lは好きだったけどLが死んだとき喜びました。面白かったからです。
昔も一度デスノートのことチラッと書いた記憶がありますが、そのときも善悪論的な話はしなかったと思います。
普段このブログを読んでいる人ならわかると思いますが基本的に俺はほとんど何も考えていないんです。
それでこの13巻で大場つぐみ(原作)と小畑健(漫画)の両先生のインタビューやら、対談やらを読んでいたら驚きました。
作者もそんな善悪論はまったく考えてなかったらしいです。
面白ければ良いという。
意外なことに俺のこの漫画の読み方は作者の意図通りだったみたいです。
小畑先生も「テレビで評論家みたいな人がデスノートについて難しい話をしていたけど難しくてわからなかった」と言っていました。
あらためてインタビュー見てから漫画を考えてみると、善悪論やら説教くさい事はほとんど書かれてないんですね。
だから俺もはまったんだと思います。
んでその他にも俺の好きなモノを考えてみる。音楽で言うと、チャゲアス、織田哲郎、氷室京介etc
俺は音楽では歌詞も割と重視するんだけど上記のアーティストの歌詞は全て素晴らしいんだけど、説教くさいものは一切無い。
氷室に関してはBOØWYのファーストアルバムの「MORAL」だけは説教くさい歌詞が多いけどね。
でも最期まで歌われたのが「IMAGE DOWN」と「NO N.Y」の2曲だったのはこの2曲は説教くささがあまり無いからだと思う。多分本人も後から見たら説教くさい歌詞が嫌になったんではないでしょうか。
歌詞といえばマキハラノリユキ氏の歌詞は好きになれません。メロディーメーカーとしては素晴らしいと思うんだけど。
SMAPの「世界に一つだけの花」を聴いたときなんて
幼稚園児向けに歌詞書いたの?
って印象受けたし。
さいた さいた チューリップのはなが
と同じレベルの言葉が並べられて、それでいて説教くさい。個人的には最悪の歌詞です。言葉のレベルは同じでも説教くさくない分大塚愛のほうがまだマシかもしれない。大塚愛も耐え難いが・・・
あくまで俺個人の話ね。この曲好きな人は気分を害したと思いますがご容赦ください。
この曲はメロディー自体は素晴らしいだけに非常に残念です。
最後にDEATH NOTE13巻について補足。
キャラクタープロフィールで生年月日の下に命日という欄があったのがツボでした。
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