(トップ画像は使い古しですみませんが一昨年のモノスヤです)
祭り本番が、ぃょぃょ/20(祝)/21(火)迫ってきました。
しかし今季の、わたしの祭りは昨晩で終わり。
(正確には笠納めに呼ばれているけれど仕事としては一応の区切り)
演芸指導の一端として、お世話になった2町内のうち。
1町内が稽古納めで、もう片方が“会所開き”でした。
稽古納めとなった町内さんからも会所開きにと声を掛けてもらったものの、
ザンネンながら明日は盛岡。
繋温泉で日舞三昧してます(講習会です。
花(桜)と柳を背負って...。
...
実は昨晩はじめて他所(他町内)の会所開きに伺ったのです。
会所開きは会所開きだべ~と思っていたら「会所開き」だったけど(?)、
やはり慣れ親しんだ自町内のそれとは異なるポイントもいろいろあって。
ふーん?へぇ~?ほぉ~!という点が幾つかあって、
おもしろかった(笑。
その町内の町内カラー、らしさみたいなものが伝わってきて。
そうしたら、やっぱり考えてしまうのは自分の町内(のこと)なんですよね。
...
今年は参戦しないから、だから他町内の仕事も掛け持ちで受けることができたし。
今までとは違った目線で祭りの演芸をとらえることができて、
またわたしのスキルアップにつながったことを実感しています。
過剰にならない程度の自信というか。
余所でも、やらせてもらえるかなという手応えというか。
それは“祭り”に限らないけれど経験を積めば自分が成長できる。
とりわけ柳専属の演芸指導者という枠から出ての、はじめての体験だったので。
緊張や不安は倍増しましたが、2町内とも演芸担当の方々や踊りメンバーの尽力で。
好い状態に、まとめ上げてもらったことに感謝の2文字しかありません。
もう作品は自分の手を離れて、それぞれの町内の財産の一つに加えてもらって。
後は、とにかく楽しく。
そして願わくば長く踊り続けてもらえたら幸せに思います。
子供を外に出すような気持ち?
すこし、さみしさはあるけれど。それを上回る期待感。
やっぱり、わたしは踊っている人を見ているのが好きなんだ。
自分が踊る以上に。。
...
本番へ向けての熱き高揚。
ボルテージが高まりを見せる中、一人車のハンドルを握り家に向かう途中。
わたしの町内の会所(となる場所)や山車の置き場(となる場所)前を通過しました。
人影もなく、うす暗いその場所が何だかやけにさみしい。
ホームシックみたいなセンチメンタル。
泣きこそしないけど...
やっぱり、わたしは“柳”が好きだーーーーーーっ!
来年は(も)燃える!!
これからが祭り本番と地区が否応なく盛り上がる、この時期に。
人より先駆けて来季を誓う、わたしなのでした。
ひとつの祭りの終わりは(まだ終わっちゃいないが)ひとつの祭りの始まりでもある。
バカじゃん(爆
祭りが好きなのか何が好きなのか。
何でもいいのか、どこでもいいのか?とか考えたけど。
こんなことをいうのは何ですが魂は柳のもの(者)です。
わたしも母も。
柳町内がある限り他町内では参加しない、と決めている母R子の心意気がよくわかる。
わたしも演芸指導や振付に関しては今後も(オファーある限り)積極的に携わっていきたいと思っているけれど。
別町内の浴衣や半纏を身にまとい本番に参戦することは無い。
できないー。
所々から参加しては何町内カバーした、みたいな話を自慢げにする人もあるようだけど?
スタンプラリーじゃないんだから出た町内の数が問題じゃないでしょって(笑。
自分は、「ここ」といえる居場所が見つけられたことが何よりの幸せであり。
財産だと思ってます。
そして自分の町内が一番って思えることが。
みんな、それが一番いいんだって思う。
それが祭人の意気ですから。
もちろん他町内を否定するわけではないので悪しからず。
みんな違って、みんないいってことで。
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来季は新柄になるらしい?