おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

高速道路「リューリン」開通!! と、その後・・・

2011-07-17 04:06:42 | まち歩き

Lyulinview ソフィア市のはずれ、場末感漂うリューリン地区。その場末感の原因の一つはやっぱり、リューリン地区の外を回っている「オコロブラステン・プット」(ソフィア外環道)のところから原野が広がっているからでしょうか・・・

その外環道のリューリンへの入口の所は長い間、高速道路の入口を作るための工事で、あっちに車線変更、こっちに車線変更・・・ ただでさえ混雑し、その上マナーの悪いソフィアンツィ(ソフィアっ子)ドライバー達が割り込みながら突っ込んでくるんだから。そしてペルニックに通うのによく使っていた「ヨーロッパ一の酷道」(笑)も、この高速道路の工事のせいで、ただでさえ穴ぼこなのがもっとひどくなって、道に穴がある、というよりは穴と穴の間の高いところを渡っていくような、まともにまっすぐ走ることすらできない、ホントに早くどうにかしてよっ(怒)!! 

そんなことを思っていた5月の半ば、トルコの会社が落札して建設していた高速道路「リューリン」がとうとう開通する、というウワサが流れてきました。1月のはじめ、それから3月にもそんなうわさが流れたけど、ちょっとした悪天候で道路に亀裂が入ったり、十分に土留めのされていなかった側壁の土が流れ込んだりで開通に「待った」がかけられていたから・・・ 今度もどうなのよ(フッ)。と思っていましたが。(今度こそ開通させないと援助していたEUから罰金を払わされることになるはずだったんだとか。) たまたまその交差点を通ってみたら、あれあれ、車が高速道路から出てきてる!! ホントに開通したんだね!! その日はボイコ・ボリソフ首相が開通式をした様子がニュースになりました。 

新しい高速道路、さっそく走ってみたい!! と、シュコーダ・フェリシアちゃんをぶっ飛ばして行ってみると・・・

Opencuttunnel おお~、これはすごい!! 山を削って通した高速道路!トンネルが何箇所かありますが、トンネルを掘った、というよりは一度全部切り開いて屋根をつけ、その上にまた土を戻した感じ。それだったら全部切り通しにすればよかったんじゃない? でも、今までペルニックに行っていたときのあの苦労はなんだったんだろう!! クニャージェヴォ経由のメインルート(国or「酷」際道路)では大渋滞、そして抜け道の、穴と穴の間を走る旧道=「酷道」で、ほぼ1時間かかったペルニックまでの道が、何と、何と!

13分でソフィアからペルニックに到着!! これならブラゴエフグラッド方面、そしてギリシャにもホントに行きやすくなります!! キュステンディルやサンダンスキの温泉にもしょっちゅういけそうだゾ!! ペルニックの高速道路上のマックにもすぐいけちゃう! そして帰ってくるときもウチのすぐ近所まで高速道路で一足飛びっ!! でも、やっぱり時々自転車やノラ犬、そして歩行者までいることがあるから要注意!!Walkeronhighway

でも、この高速道路の出口、これがクセモノであることが判明・・・ 外環道を通っているとやけに渋滞してる、そんなときは・・・ 高速の出口で事故、それもかなり大きな。なぜって? なぜならば高速から出てきた車に外環道の車が合流するところから最初の信号機(リューリン地区への入口)までの距離が極端に短い上に急に2車線が1車線になる!! そしてソフィアンツィの「我先に!! 道路でないとこでも何でも通って前に出るっ!!」という運転のせいで路肩に押し出された車がクラッシュ!!Endofhighway  

Crushedtruck 先日はギリシャからスイカをたくさん積んだルーマニアのトレーラーが大転倒!スイカを道にぶちまけた上に送電線の鉄塔をなぎ倒した!! そのときはその交差点のところから始まっているロムスカ・マハラ(ロマの人たちの居住区)からたくさん人がやってきて積荷のスイカを持って帰ったんだとか・・・(笑) そして、やっと鉄塔を建て直したと思ったら、また今度は桃を大量に積んだトラックがやっぱりクラッシュ・・・ 道端にはまだ荷台のパネルとゴミと化した積荷が。ホントにどうなってんのっ!?    

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アトリエ コスタディノヴィ | トップ | 夏真っ盛りに、高原の町サモ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

まち歩き」カテゴリの最新記事