久しぶりに読んだ宮部みゆき
この人の文章はスルスル~と入ってくる。
怖いこと書いててもやさしい文章だ。
何で「下」がというと、「上」が見当たらなかったから。
あの、「模倣犯」のライター滋子さんが主人公。
面白かった。
サイコメトラーなだけの話かと思いきや、
複雑にいろんなことが絡み合っていた。
最近、翻訳物以外は男性の作家の本ばかり読んでいたような・・・
だったので、とっても新鮮な語り口。
全体的にやさしいくわかりやすい。
〝言葉が電話機に染みこみ、電話線の中を通って、
本当に流れてゆくといいのに。
それが誠子に届いて、いつかあたしが洗われたように、
誠子を洗ってくれるといいのに〟
本当にこの話の最後の最後にこのような文章を読むと
やりきれなくて切なくてそして少しだけ温かくなる。
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