前回のカラーマッチングの記事にもあるとおり、新しいPCの購入に際し、モニターはEIZO社製の27型カラーマネージメント液晶「ColorEdge CS2730」をチョイスした。
このモニターの解像度は2560×1440ドットで、Full HD(1920×1080ドット)と4K(3840×2160ドット)の中間にあたる。
ところが、実際に繋いでみると最大で1920×1200ドットまでしかならないことが判明!
もしや、オンボードグラッフィクスがFull HDまでしか対応していないPCを購入するチョンボをしてしまったか!? (;゚Д゚)
折角の高解像度を生かすには、4K対応のグラフィックボードを追加するしかないのだろうか…
そんな思いが交錯していた。
購入したのはNEC LAVIE Direct DTのPC-GD346ZZDBというモデル。
http://nec-lavie.jp/navigate/products/pc/173q/07/lavie/dt/spec/index.html
仕様を確認すると、4Kには対応している。ならばなぜ?
2560×1440ドットという選択肢がないからか??
しかし、よくよく見ると添付品にDisplayPort-DVI-D(シングルリンク)変換アダプタと書いてある。
むむ!デュアルリンクではないのか?シングルリンクならFull HDまでしか対応していないからそれが原因か!?
実は、モニター添付のDisplayPortケーブルは片側がMini DisplayPortだったため、Mini DisplayPortを持たないPC本体と直接繋ぐことができず、そのためPCに付属していたDisplayPort-DVI-D変換アダプタを介してDVI-Dでモニターに接続していた。
変換アダプタの方も穴の数からてっきりデュアルリンクのDVIケーブルだと思い込んでいたが、なるほど穴の中を覗き見ると中央2列に配線されていない。
これが原因なら、DisplayPortケーブルで直接繋げば解決できるはず。ということで、MiniでないDisplayPortケーブルを購入し、繋いでみた。
すると、無事2560×1440ドットが選べるようになった。(^^)v
Full HDを超える高解像度のモニターの性能をちゃんと引き出すためには、まずPCのオンボードグラフィックスが対応しているかどうか、そして接続するケーブルがDisplayPortケーブルもしくはデュアルリンクDVIケーブルかを確認しましょう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます