球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

エモくて、叙情的でリリカルな漫画

2018-11-21 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
家族からの勧めで、からくりサーカスなる漫画をkindleで一括購入した。
最近アニメがやっている影響とのこと。

で、家族からの、このマンガの何が良いかのコメント。
それが“エモい”。emotionのemoっぽいが、辞書的な単語使いを好む身としては、別な言い方で表現をしたい。

で、調べた結果が、“叙情的“または”リリカル(詩的)”である。叙情的、という表現はある程度合っていると思えるが、お堅い言い方に聞こるのが嫌な感じだ。もっと広く使われてくれ、二字熟語よ。

今日一日は、これを一から最後まで読み返すことにかなりの時間を費やしてしまった。

からくりサーカスは、自動人形と人形使いの戦いを描いた漫画であるが、それゆえに人間らしい喜びの感情がとても尊く描かれた人間讃歌みたいな性格を持っている。
主人公たちの心の置き所が今の自分の生活とかけ離れていて、思わずぎょっとしてしまう。

毎日平坦に、人よりも自分が抱えている仕事の優先度を中心に毎日が回っていく中、他の人の笑顔が見たいからなんていう理由で頑張れるキャラクター(鳴海)に、胸が熱くなり、羨みもし、自分もそんな気持ちを思い出せないかと考えたりする。

マンガの感想は殆ど書いてないけど、
日々増していく仕事のプレッシャーに気が滅入りそうな人に、読んで欲しいと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする