「しんぶん赤旗」2024年12月6日
北極海の氷が完全に消える日が、早ければ3年後には来るかもしれない―。スウェーデン・ヨーテボリ大学と米コロラド大学の研究グループが、科学誌『ネイチャー・コミュニケーションズ』(3日付)に発表しました。太陽光を反射している氷が消えることで、北極海とその周辺の温暖化がいっそう進み、世界中でより極端な気象現象が発生する可能性があるとしています。
北極海では夏に、前年の秋からその年の春にかけて生成した氷が解け、氷の面積は秋の初めに最も少なくなります。
北極海の氷は、地球温暖化が進むもとで10年ごとに12%以上という前例のない速度で減少しています。2012年9月に記録した最小面積は約318万平方キロメートル。1979~92年までの同時期の平均面積685万平方キロメートルと比べ大幅に少なくなっています。
研究グループは、コンピューターで北極海から氷が完全に消える日がいつごろ来るかを予測。九つのシナリオにもとづいてシミュレーションした結果、3~6年以内にその日が来る可能性が示されました。これまでの研究では、23年以降、9~20年という予測が示されており、その日が来るのが早まる恐れがあることがわかりました。
その理由として研究グループは、異常気象により短期間で200万平方キロメートル以上の氷が解ける可能性があることをあげています。異常に暖かい秋が最初に氷を弱体化し、その後、暖かい冬と春が続いて氷の形成が妨げられるサイクルが3年以上続いた場合、北極海の氷が完全に消える最初の日が来る可能性があると指摘しています。
これによって小さな島々は水没してしまう可能性がある。
「国」として成立することが難しいところも出てくるところもあるかもしれない。
日本でできること、真剣に考えていかなければいけない。
戦争を終結させることに力を注ぐこと。
「軍事費」を削ること。
再生可能エネルギーに切り替えること。
緊急にだ!
話は変わるけど、仏教伝道協会による「輝け!お寺の掲示板大賞2024」なるものがあるそうだ。
ことしの大賞に選ばれたのは超覚寺の
『望もうと望むまいとあなたは独りじゃない』
だそうです。
他に仏教伝道協会賞は「私なんか、という自慢」顯證寺(浄土真宗本願寺派・鹿児島県南さつま市)、寺社NOW賞は「声を上げられる人だけが世界を構成しているわけではない 小川公代」西光寺(真宗大谷派・大分県日田市)、お寺の窓口賞は「暗闇だからこそ光に気づく」徳性寺(浄土宗・東京都文京区)。
困難な時代を生き抜く支えとなる言葉の数々に救われる思いだ。
「新語・流行語大賞」の心に響かない存在よ。