ミュンヘンにて ~Kreutzkammのバームクーヘン~

2012-02-29 | Germany
ドイツのお菓子と言えばバウムクーヘン


と思いきや、実際のところドイツでのバウムクーヘンの知名度は余りないようなのです

知ってはいても、良く食べるものではないと言うか・・


クリスマス時期に食べられるLebkuchen(レープクーヘン)と言う、
はちみつと小麦粉ライ麦粉をこねたものに、シナモンやクローブなどのスパイスを利かせた焼き菓子の方がよっぽど一般的です(あとシュトーレンもね)。

私が食べたレープクーヘン

 

クッキーでもないケーキでもない、その間のようなお菓子です。食べ始めると病みつきに。




だから、ドイツ人でも「バウムクーヘンを食べたことない」って人が沢山いるようですよ。

実際売っている所もあまりないから当たり前ですよね。


でも、一応日本人的にはドイツのお菓子=バウムクーヘンって言うイメージが・・・
だから、『ミュンヘン行ったら、バウムクーヘン買って帰ってみよう』って思ってたんですよね。



買ってきたお店は、日本人がミュンヘンでバウムクーヘン目当てに行く有名店「クロイツカム(Kreutzkamm)」。

1825年にドレスデンで創業し、第二次世界大戦のドレスデン空襲の際お店が壊滅的打撃を受けたため、
1950年にミュンヘンに移って再出発したと言う老舗店です。

本当は、本店の大きいほうのお店に行きたかったのですが、なぜか見つけられず、通り過ぎていたようなので、その先にあった支店(Maffeistr.4)で買いました。




朝9時ごろお店に行ったため、他のお客さんもいなくて、店内の写真も撮れなかったです 残念



しかし、調べていたので高いと知ってはいましたが、ホント価格が高かったです

なんちゃってバックパッカーの私が買うものとしては高額商品になりうる(笑)

バウムクーヘンですが、グラム売りなので、好きな重さの物を買うと言う形になります。



年輪が大きいタイプはもう40ユーロとかの世界だったので、私は小さめのタイプにしました

小さめとは言え、重さは結構ずっしりでした。



持ち帰った時、ちょっと回りの砂糖が溶けかかった感じになってしまいましたが、そのまま固まってました(笑)
11月だったんですけど、機内とか暖かかかったかなぁ?



一応掌に何とか乗るような小さいサイズなんですが、これでこのお値段です。勿論自分用オンリー(笑)
底に値段がある


お土産はスーパーで済ませるタイプの為、バウムクーヘンで14€と言うのは、私にとってかなり奮発した方(笑)
やだ、ビンボーちゃん

どうもバウムクーヘンの切り方があるようですが(美味しく味わえる切り方を載せている方もいた)、私はねんりん屋のカットタイプのイメージで。



写真がうまく撮れてませんが・・・






2切れ取って残りがこれ。だから、トータル5切れ分くらいだったかなぁ?大事に食べましたよ




このバウムクーヘンですが、何か独特の香りがうっすらしました。そして決してしっとりではなかったです


これが本場のバウムクーヘンなのね!と思いましたが・・・



今まで日本で食べていたバウムクーヘンのイメージや味になじみがある為・・・



日本の方がおいしい


ねんりん家と北菓楼のバウムクーヘンは最高です 

比べてみなけりゃわからないものね


※ これは2011年10月28日~11月2日までドイツ&オーストリアに行った時の話です

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