観世流謡曲の「林松響会」の春の会に行ってきました。高校の同級生が出られるとの事で案内を貰ったもので出掛けたわけです。
白河沿いを仁王門通まで行く川辺はすっかり葉桜になっていました。京都の街は観光客で賑わっていました。
でも観世会館は静かでした。
友人は素謡で「梅」のシテでワキはプロの方がつとめられました。二十年以上お稽古されているそうですが声の張りや姿勢、所作等がプロの方とは違うのがはっきりわかります。奥様ともお会いしてしばらくお話ししました。彼は友禅の彩色のお仕事をされていますから奥様もお嫁さんもきちんと着物をお召しになっていました。私も着物を着て出掛けるくらいの余裕を持ちたい物です。
仕舞、舞囃子、素謡、独吟等久し振りにゆったりした時間が持てました。
帰りに三条通にある、がま口専門の「まつひろ」さんに寄ってバッグ用の口金を買ってきました。お店の中は女性客でイッパイ。ここの店員さんは言葉使いが丁寧で感じも良く、今日はお店を出る時に「アメちゃんをどうぞ」といわれて1個貰って帰りました。