いつも弾いている曲を、ゆっくり弾いてみましょう。
ゆっくり=じれったいくらい。
そして、必ず最後まで演奏すること。
けっこう我慢が必要ですけど。
一挙一動がリアルタイムで、考えながら、みつめられるくらいの
遅さです。
理解できていなければ、怪しいところや忘れてしまった部分も、
遅くした分粒子が荒くなって露呈することでしょう。
あえて、粗さがしをするのです。
やっばり、「早くないと弾けない」は「覚えていない証拠」です。
「早くないと弾きにくい」ならわかりますが。
理解しているのなら、「これはこうやって弾いてます」と、
他人にゆっくり弾いてみせることができるはずです。
元はと思えば、覚える時には、ゆっくり覚えたはずです。
「できている」はずなんですね。
1曲に対して、3つのテンポを持ちます。
ひとつは、原曲と同じ。これはお手本そして目標でもあります。
ひとつは、原曲より90%くらい。実際にバンドではこのくらいでやってるかもです。
ひとつは、それより遅くて、じれったいくらい。
ひとつの曲に対して、綿密に理解しておきたいです。
やっぱり・・ 音楽で大切なのは「リズム」ですから。
ハンドメイドなんです。
組み立ての速さより、まずは、丁寧な工程なんです。
その丁寧な工程が、結果的には速さそれも丁寧さに裏付けされた速さを
実現するのです。
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