アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

アイアンスツール

2011年06月28日 | 家具
6月29日から始まる八ケ岳の作家たちによる「わたしのシルクロード」展に出展する作品の一つです。
「旅人のための腰掛け」をテーマに造りました。
錆びさせた鉄を使用していて、砂漠の乾いた感じにしました。
座面はシルクロードの美術品の模様を意識していて植物の葉のモチーフをつけることでくつろぎの時間を和ませるようにしました。

素材:鉄、錆加工、クリア塗装

私のシルクロード展
展覧会は7月25日まで会期中は無休です
場所:平山郁夫シルクロード美術館東隣 ギャラリー&ショップ亜絲花3階
0551-32-6781
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木の天板テーブルに鉄の足(欅の一枚板)

2010年11月15日 | 家具

個展も終わり注文の制作を再開しました。
今回は、欅(けやき)の一枚板のテーブルに鉄で足を作りました。
これまでは座卓として使用されたのですが、椅子の生活に変えるにあたって私が足を作らせて頂きました。
木の足はどうも重苦しくなるので・・。
そこで鉄の足を思いつかれたそうです。
天板は漆塗りの立派なもので、木が二股になっている部分を利用して柱を挟み込むように置かれていました。

デザインは両サイドの足のかたちを変えてみました。
一方は9ミリの分厚いフラットバーを使ってデザインはシンプルに、
もう一方は細めの角棒を使用してボリュームあるデザインにしました。
お客さんの要望で雑誌や新聞などを置くラックを付けました。
木のフローリングと天板に挟まれた黒い鉄は軽やかでありながらアクセントにもなっています。

木の天板に鉄の足はデザインの自由度も高く相性も良いので使われていない木の板をお持ちの方は鉄の足で生かしてみてはどうでしょう。
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鉄の棚足2

2010年11月05日 | 家具

展示棚用の棚足です。このタイプはデザインが違うものを何台か制作していますがこちらはオープンアトリエ用に制作し、今回のグループ展でも活躍しました。棚は2段まで設置できます。

棚を1段にすると足がよく見えます。曲線的にして柔らかな動きを感じさせました。

収納しておく時や移動に便利なようにスタッキングできます。
棚板は奥行き35センチまで設置可能です。
ただ移動可能なタイプなので棚板を固定したものに比べると強度的には劣ります。
棚板を変えることでイメージが変わります。
高さは80センチほどあります。
13ミリの丸鋼使用。
あぶり仕上げ、クリア塗装
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木と鉄の机

2010年10月19日 | 家具
オープンアトリエの時に展示台に使ったものに手を加え完成させました。
天板はケヤキ、足は錆び加工してあります。
今回の個展会場の芳名台に使用するために完成させました。
実は、展覧会では芳名台がよく売れてしまいます。
オープンアトリエでも使っていた芳名台が売れたので今回新しく用意しました。
是非会場でご覧下さい。
販売も致します。

素材:木(ケヤキ)蜜蝋仕上げ
   鉄(丸棒13ミリ、9ミリ)錆び加工クリア塗装
サイズ:天板ヨコ90センチ
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アイアン傘立て

2010年10月16日 | 家具
注文を頂いていた傘立てが完成しました。
やや細身で背の高いすっきりしたデザインです。
使用している材料も9ミリと6ミリの丸棒なので軽やかな感じに仕上がりました。
底の部分は傘の先端があたるのでゴムを貼り塗装を保護しています。

個展の作品づくりに集中するため今月の注文制作はこれで一休みです。
注文を頂いている皆様。
ご迷惑をおかけしますがしばらくおまち下さい。

後日個展のお知らせをアップしますのでよろしくお願いします。

傘立て
素材:鉄(丸鋼)(丸パイプ)、ゴムシート
仕上げ:つや消し黒エナメル塗装
サイズ:高さ50センチ
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古材を使ったテーブル

2010年09月02日 | 家具
山梨県甲州市塩山に伝匠舎(石川工務所)という古民家の再生や文化財の保存修理などを手がけ、匠の技を継承する工務所がある。
その会社では古材をたくさん保有されており,今回はその古材を天板にしたテーブルを制作しました。
古材とアイアンは相性もよく組み合わせることで独特の世界を作り出せます。

厚いケヤキの一枚板。力負けしないように9ミリ厚の平鋼を足に使いました。
全体のイメージが重たくならないようにデザインは工夫しました。
和室、洋室どちらにも合うと思います。

こちらのテーブルは伝匠舎から販売されています。
4台限定と紹介されていますが,1台ずつ天板に合わせたデザインですので一点ものと考えて頂いても結構です。
お勧めです。
サイズ、価格など詳しくは
伝匠舎ホームページ内トピックスからご覧下さい。
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アイアンスツール

2010年04月04日 | 家具
八ケ岳、大泉町にある雑貨とカフェのお店「てんつくりん」さんの注文で制作したアイアンスツールです。
天板はてんつくりんさんのお知り合いの作家さんが造ったもので、いろんな形でした。
それぞれの天板からイメージしてアイアン部分を造りました。

てんつくりんさんのホームページ
http://www.1029rin.com/
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鉄の棚足

2009年10月30日 | 家具
展示会などで自分の作品を展示する為に台や棚を造りますが必ずそれら展示台が売れてます。
以前個展でのできごと、始まって早々に自作の芳名台が売れてしまいあわてた事もありました。

こちらの棚受けの足は今年のオープンアトリエ用に制作したものです。
それぞれの足が自立しているので並べて置き上に板を載せるだけで棚が出来上がります。
使わない時は簡単に収納できます。
円を組み合わせたデザインが特徴です。 
こちらも、オープンアトリエにお越しのお客様にお買い上げ頂きました。
今は次の展示台の思案中です。

素材:鉄、焼き色、クリア塗装
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壁面コート掛け

2009年10月24日 | 家具
壁面型のコート掛けです。
八ヶ岳ではこれから冬になると玄関先のコート掛けが活躍します。
コートや帽子が掛けやすいように普通のフックに比べ壁面から前に出ています。
もちろんぬれた手袋なども干すのにも活躍します。
この様なデザインの場合取付け金具を高い位置にする事で壁面への負担を軽減する事が出来ます。
それぞれのフックの高さを少しずらす事で隣のハンガーとぶつかるのを避けるようにしました。
狭いスペースを効率よく使うための工夫を盛り込んだ一点です。

素材:鉄、
仕上げ:鍛造、焼き色仕上げ、エナメルコーティング
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音楽を聴くための椅子

2009年04月25日 | 家具
今,開催されている春の八ヶ岳クラフトフェスタ。
そこに出展している椅子です。
ホール・オブ・ホールズというオルゴール博物館が会場なので音楽を聴くための椅子をイメージしてつくりました。
屋外に持ち出して鳥の声を聞くのも良いでしょう。

素材:鉄,錆び加工に透明塗料

春の八ヶ岳クラフトフェスタ 5月17日まで
清里萌木の村内 ホールオブホールズ、エッセンガルデン
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