アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

壁面フック、ピクチャーレール

2014年04月24日 | インテリア
店舗のディスプレイ様に制作した壁面取付けタイプのレール型フックです。


アイアンのバーを壁面に固定して専用のフックを取付ける様にデザインしました。
掛ける物の大きさによって長さの違うフックが選べます。
またフックの位置や個数もこれならば自由に変えることもできます。


ピクチャーレールとしても使用で来ます。

専用のフックによってワイヤーフックも取付け可能です。

アイアンのバーなのでフックを使用しないでもマグネットを使って紙や布などをディスプレイできます。
このフックレール、住宅などいろいろなシーンでも活躍できそうです。

この写真は広尾のビストロavecの店内です。
フックに掛けられているフライパンはフランスのMAUVIEL製。
このビストロではショップスペースでこのMAUVIELの製品も買うことが出来ます。


アトリエから

この壁面のフック。
一番最後までデザインが浮かばずに現場に・・・
ほかの物を納品、設置してこの空間を見た時に白い壁面を見て思い浮かんだデザインです。

実はこう言う事は良くあって、現地の空間に身を置くと自然にイメージできるのです。
これは機能性や構造などあらゆる角度で悩んだからこそ思い浮かぶ事ですが
それだけでなくアート作品を作り続けているからこその空間意識から来るものだと思っています。
野外作品など空間と作品の関係を常に意識して作品づくりをしているからこそ店舗や住宅の仕事でも
その感覚が生かされているのだと思います。

このひらめく瞬間がとても楽しい時間でもあります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フレンチスタイルのショップ... | トップ | 八ケ岳の作家による HOUSES ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

インテリア」カテゴリの最新記事