なにを写したいんだろう。

結婚式の写真に携わるカメラマンからこんな話しを聞いた。

何もない瞬間にシャッターボタンを押す。

シャッターボタンはそんなに軽いものじゃない。

ましてや結婚式だ。

雑誌などとちがって、結婚写真のアルバムを撮影して作るのに２０万近くかかる。

一生の間で一冊のアルバムにそれだけのお金をかけることが何回あるだろう。


幸せな、特別な日を撮影した特別なアルバムは、２０年、３０年経過しても捨てられることはない。何十年も時間が経ったとしても、夫婦の歴史が残るのだ。

子供が生まれたらその子供へ引き継がれ、孫へ、ずっと宝ものとして残る家族の系譜。


それを自分たちカメラマンの手で軽いものにしないで欲しい。


写真には見えない気持ちを写す力があるから。

気持ちを写したい。
大切な瞬間を伝えたいから。

そう思うカメラマンで私はありたい。



福岡ブライダル猫カメラマン森永健一
Feel So High!
http://web.me.com/photo.moriken/

長崎ミニチュア写真

海際にある美術館の屋上からの風景。



福岡ブライダル猫カメラマン森永健一
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