モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

昭和30年代テレビは生きていた!?

2010-11-03 | シネマ・テレビ
 テレビ時代を「一億総白痴化」と言ったのは故大宅壮一でした。それがマスメディアに急成長していくに従い「国民洗脳装置」になったともいわれたテレビですが、時の流れは速いもので、ネット化でテレビを見ない人が増大しました。若者の部屋にはテレビがないというのは珍しくない時代です。テレビは、視聴者がテレビの時間に合わせるということで成り立ってきたわけですが、それがビデオの普及で崩れ、ブロードバンドの普及で根底から崩れようとしています。今盛んにテレビを見ているのは、ネットやワンセグができない人ぐらいでしょう。ただし、それは老人とは限りません。

 そんな風に考えると、テレビ全盛期といえる昭和30年代から40年代は、ブラウン管の中には夢が詰まっていたなあと思わずにはいられません。白痴になろうが洗脳されようが面白いものは面白いで過ぎて行ったある意味幸福な時代でした。そんな昭和のテレビ番組がネットにはたくさんアップされています。まさにテレビの歴史を観る事ができるのです。もちろん、ドラマやバラエティだけでなく、ドキュメンタリーなどもたくさん観る事ができます。外国のものさえ・・。ドラマに映る背景の東京や日本の風景が郷愁を誘います。高度経済成長と共に失ったものが見えてきます。ほとんどが、まだ原発のない時代でしたが、核実験は世界中で行われており、すでに我々は被爆していました。子供の頃、雨に当たると禿になるぞと言われたものです。幸い髪の毛はまだ健在ですが、飛蚊症が酷い。チェルノブイリの後も飛蚊症が増えたといわれています。子供の頃、雨の中で遊んだり、サッカーをしたせいでしょうか。

●キャンディーズ コント「悪ガキ一家の鬼かあちゃん」part1

●昭和のテレビ番組 チビッコ大将(ちびっこ大将) 主題曲

●Little Rascals' Greatest Hits - Part 1

●1958 - Gekkou Kamen OP

●怪傑ハリマオ

●少年ケニア 連続テレビ映画 1960年

●忍者部隊月光

●【特撮】 おっさんホイホイ Ⅱ 月光仮面、白馬童子ほか

●ボニージャックス - 隠密剣士 Theme song of The Samurai Shintaro

●ナショナルキッド National Kid

●実写版 鉄腕アトム

●ニッポン高度成長物語 元番組不明/なつかしのテレビコマーシャル特集

●すばらしい世界旅行 OP 1985年版  山本直純

●前編「昭和の戦争と平和 ~カラーフィルムでよみがえる時代の表情~」


 検索すれば、まだまだたくさんあります。
 ところで、こちらの記事。グーグルがカバーしているインデックスは、400億ページを超えるそうです。グーグル検索ですべてを知れるわけではありませんが、この数字を見てもネット上の全情報を制覇するなど到底不可能だということが分かります。私のサイトを検索で訪れる人のキーワードを見ても、一般の人たちがいかに検索の技術が低いかが分かります。得たい情報にどうやって辿り着くか。それが問題です。

 ただし、それだけ膨大な情報量でも、グーグルが世界の全てではないのです。ところが今のままだとグーグルに載っていないものは世界に存在しないとなりかねません。「米国の一私企業が世界を牛耳る」。こんなことは人類史上未だかつてなかったことです。凄いなと思う反面、底知れぬ恐怖も感じるのは私だけでしょうか。いずれ何かの形でカタストロフィが来るような気がします。

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