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9日、長男と小仏城山-高尾山を歩きました。
相模湖駅から相模湖ダムを渡り、嵐山の麓を歩いて弁天橋へ下り、東海自然歩道を城山へ。一丁平、紅葉台を経て高尾山。
下りは、ドラマの舞台にもなった十一丁目茶屋で天ぷら蕎麦とビール。琵琶滝コースで高尾山口。
目当てはシモバシラが作り出す氷の花の撮影です。
登りはじめは0-1度でしたが、一丁平辺りでは5度。これはだめかなと思いかけたとき氷の花を発見しました。
これはシモバシラという植物が、地中の水分を吸い上げて裂けた茎からしみ出したものが夜間に凍り、花びらのようになったものです。知らなければ通り過ぎてしまうような小さな自然現象ですが、はかなく美しい氷の結晶です。
フォトレポを、モリモリキッズでアップしました。ぜひご覧ください。
こういう霜柱って見たことないですね~!
もっとアップしたのが見たくなりました。
自然というのはまったく真の芸術をサラッとさりげなく用意してくれるものですね。MORIMORIさんみたいな人がいないとこれもまた見ることもできませんね。ありがとうございます。
シモバシラは、薄暗い林下に生えるシソ科の植物で、9-10月に白い花を咲かせます。
氷の花は、冬枯れた茎に吸い上げられた地中の水分が裂けた茎からしみ出して凍り、結晶ができるのですが、地面が完全に凍結するとできないし、微妙なもののようです。
ものの本には、冬枯れた茎に氷の結晶ができるのでシモバシラと命名されたとあるのですが、私は疑問に思っています。
■MORI MORI KIDS Nature Photograph Gallery
http://www41.tok2.com/home/capino/mori/index.html
の秋の花1の中頃に載せていますが、花穂の一方につく花の様が霜柱に似ているのが名前の由来ではないかと考えています。
いずれにしてもはかなく美しい現象です。
高尾山が有名ですが、実は近隣の山にも普通に見られます。
フォトレポでたくさんアップするつもりですのでお待ちください。
私はgooブログ「信州 うらの畑」で同じく氷の芸術つららを載せてあります。ご覧あれ。
信州のように寒すぎるとできないかな。11月下旬の山で見られるかもしれません。シモバシラという植物でなくてもできるそうなので、今度探してみてください。
地面が完全に凍ると水分をあげられないのでできないんですよ。
モリモリキッズでフォトレポアップしたので見てください。本当にきれいです。
信州は寒いので11月下旬から見られるんじゃないですかね。積雪すると見られませんからね。
微妙なんですよ。ぜひ気に留めて探してみてください。
続きも楽しみにしています。
返事が遅れてすみません。やはりブログをやっている小学生の息子にコメント来てるよと言われて気が付きました。
シモバシラの霜柱に最初に気が付いたのは、もう10年以上前です。でも面白い現象だなぐらいにしか感じませんでした。
それが数年前に買った「高尾山 花と木の図鑑」菱山忠三郎 主婦の友社で自然の芸術と紹介されているのを見つけ、いつか撮影したいと思っていました。しかし、寒いのがイヤで上京したぐらいの私ですから、冬の山は苦手でついつい数年が過ぎてしまいました。条件も揃わないと出来ませんし。で、今回意を決して長男と撮影に出かけたわけです。
で、詳しくはモリモリキッズの霜柱の拡大写真をご覧いただけるとうれしいんですが。色々解説しております。
今年は、もう終わりですが、春先には好雪性粘菌を探しに大菩薩の方へ行きたいと思います。またレポをご笑覧くださると幸いです。