~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

絶望の中で見つけた希望

2015-09-19 23:37:53 | 日記

夕方のニュース番組で「今『絶望と希望』を感じています。

国会の中と外に」と、言っていました。

私も同じことを感じています。

昨日、私は国会の前に居ました。

時折降りしきる雨の中、人が沸いてくるというように

集まってきました。

ちょっと足を動かすと、隣の人の足を踏んでしまいそうな

満員電車の中にいるような状態でした。

それでも、どんどん人が増えてくるのです。

あらゆる世代の人が、心を一つにして反対を訴えて

いるのです。

みんな自分の意思で、国会前に来ているのです。

その中でも、シールズの学生達は凄い!と思い

ました。

昨日は、大学教授・国会議員・弁護士・作家など

多くの人の訴えがあり、行動することへの力を

頂いたのですが、中でもシールズの女子大生の

真っ直ぐな言葉には、涙があふれて来ました。

彼女の訴えが終った時、さざ波のような拍手が

起こり、それがやがて大きな温かい拍手となって

会場一杯にひろがったのです。

国会前に集まった人達は、数時間後には

この法案が通ってしまうことは知っているのです。

それは、民主主義の崩壊であり、立憲主義の

崩壊であり平和主義の崩壊であること

言葉に出来ない悔しさと絶望を感じているのですが

ここに集まった人の数と全国で反対の運動が起こって

いること、そしてシールズの学生のひた向きさに

希望を感じるのです。

大きな絶望はあるけれど、それを跳ね除ける

希望が、今 この国に生まれているのです。

新聞に愛知から駆けつけた高校生のコメントが

載っていました。

「数の力で、強引に意見を押し通すのが

国会の民主主義なのか」と

私たちは、国会を前にしてコールしました。

民主主義ってなんだ

「これだ!」(ここに集まった人達のこと)

民主主義ってなんだ

「これだ!」

国会の中の民主主義が壊されても

国会の外で、確かな民主主義が育っているのです。

それは絶望の中で生まれた希望です。

この希望を確かなものとしていくことが、これから

なのです。

終ってはいないのです。

勇気を出して、小さなことでいいから、この希望に

向かって一歩を踏み出せばいいのです。 

シールズの学生がコールしてました

「選挙に行こう 賛成した議員を落そう」と…

選挙に無関心だった彼らがです。

絶望の中で、確かな希望が生まれています。

後は、一人ひとりの小さな一歩で、大きく変わって

行くのだと思います。

希望を胸に…

 

 

 

 

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