ペプチドグリカン (peptidoglycan)のページを更新 ペプチドと糖からなる高分子で、真正細菌の細胞膜の外側にある細胞壁を構成する主要物質である。細胞の形態や強度を保ち、増殖時の細胞分裂にも関わる。グラム陽性菌の細胞壁は 20-80 nm で、グラム陰性菌では 7-8 nm である。細胞壁を構成するペプチドグリカンはグラム染色においてエタノールによる脱色を防ぐため、細胞壁の厚いグラム陽性菌では染色が脱色されずに染色が残る。<出典:biology>