野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
中秋の名月の次の日。今年は10月2日が本当の満月。
と、いう事で今日お団子作りをする事に。
前日、各家庭でお団子を作って食べただけあってみんな手順をよく分かってます。
団子粉をボールに入れるのは、もり組Aトとこえだ組Kウ。
水を入れるのは、こえだ組Sヤ。こねるのは、こえだ組Kマ。
今回はこえだ組さんがやる気満々!!役割もガッチリ分かれて決まってます!
それもKウは家庭でも作ったらしく全ての工程と気を付ける事を指示します。
もり組の二人は手に持ったクワガタやらカナヘビで遊ぶから全く見る事もしません。
大人は声はかけるけど、その子のやりたいスイッチが入るまでは強制はしません。
もうちょっとしたら学校という集団生活に入っていって、みんな一緒の事をやるのですから・・・。
この時だけは、自分の好きをめーいっぱい楽しめばいいんです。
じゃあ、やりたくない!と言えば何もしないで終わってしまわないか?
・・・そう思うのは大人の心配。
この時やらなくても、他の場面で率先して声かけしてくれたり、手伝ってくれたり。
家ではお皿洗いも、お菓子作りも、お料理のお手伝いも出来るんです。
そして、大人はそのやる気スイッチときっかけを逃さないように声をかけるだけです。
好き&楽しいが増えれば、何でもやってみよう!やろうかな?につながるような気がします。
話がそれましたが・・・
一まとまりになった生地を今度は一つ一つ丸めていきます。
毎年恒例ですが、ヘビ団子はもちろんありましたよ5匹ほど。
こえだ組さんはさっさといくつも作り上げていきます。
もり組Aトだけは、一つの団子を最後の最後まで丸め続けてました。
それはそれは綺麗な団子が出来上がりましたよ。
その後は湯がく作業。
ここでもこえだ組Kウが注意点まで教えてくれます。
「お湯の近くまで持っていって手を放すんだよ」
「そんな上からだとお湯がはねて火傷するよ」
「そうそう、上手だね。いい感じ」
隣に付いてても安心して見ていられました。
沈んだ団子が浮き上がってきて取り出すタイミングもばっちりです。
出来上がった団子を竹のお皿に並べて・・・きな粉とアンコを載せて竹の楊枝でいただきます。
ススキも飾り、スタッフまきちゃんの十五夜の歌と踊りを眺めながら、
たまごのお月見会を開催しました。。。
もちもちした団子の触感、竹のほのかな香りに包まれて、
とても美味しい楽しい時間を過ごせました。ごちそうさま。(べっちゃん)
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森のたまご
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代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
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