野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
たまごの森には、クワガタやカナヘビや沢蟹はいるけれど、ザリガニはいません!
先日、こえだ組(年中)さんがザリガニ釣りをした話を聞いてふと「ザリガニ釣りしたいな・・・」と我が息子。
だったらと、今日はみんなでザリガニ釣りの出来る公園へ行く提案をさせてもらい、行ってきました!!
数年前の森のたまごの活動場所には、ザリガニがいる場所があったので、釣り竿を作るのもお手物でした。
身近な場所にそういった所がなくなると、遊びが変わり、竿を作る事をしなくなり、
子ども達の中で竿作りといった事が無くなっていました。
今日は大人が少しだけ丁寧に関わる所。
ザリガニ釣りをするには、何が必要で何からはじめるか、
子どもに聞きながら工程を一つ一つ確認します。
自分で気に入った長さの枝を拾ってくる事も、紐の長さを決めるのも、餌はどれをつけるのかも。
今日はとことん自分で探して、自分で決めて、自分で結ぶ。
最初にお気に入りの枝を探してきました。
次は紐の長さを決めました。何故かみんな枝と同じ長さ良いよう。
紐を結ぶ所で「やって~」お願い上手のこえだ組Kウが早速頼んできました。
そこですかさず、
「お弁当包みをみんなはいつも出来てるから、きっと紐を結ぶのも出来るよ。」
「やってみて出来なかったらお手伝いする。だから今日は自分でやってみよう。」と、伝えました。
それを見ていたもり組、一生懸命やりだします。Kウも負けじと自分で取り組みます。
輪っかにして、先っぽを通す。この輪っかの大きさ、通す先の長さがポイント。
何度も何度も輪にするけど、ねじれてしまって違う輪に通してしまって全く結べない。
またまた「やって~」と頼んでくるも、
「じゃあ、ここ持ってるからもう一度、どう?」と、少しヒントを与えつつじっくり関わります。
何度も何度も根気よく頑張ってました。コツを掴んだのか最後はさっと結べました。
その出来た時の顔がなんとも言えない顔してて。。。
餌を結ぶのは、あっという間に出来てしまって、いざザリガニ釣りへ!!
ここまでくれば大人は必要ありません。
子ども達同士で遊びはぐんぐんと進んで行きます。
何処にいるか?誰が見つけたか!どうやって引き上げるのか?
相談しながら、教えあいながら、ただ釣る事に熱中します。
もうケースの中ははちきれる程、釣りあげる事が出来ました。
釣る事に満足したら、一生懸命作った釣り竿が散乱していました。
電車ごっこが始まってます!
次またやりたい時には、『作ったことある!』って少しでも思ってくれたらな、と。
あわよくば・・・「こうやってやるんだよ」なんてね。(べつ)
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森のたまご
お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
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