野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
森のたまごのお山に、とよた森林学校主任講師の北岡明彦先生をお呼びして、
どんぐりのパンツ調べ、自然との繋がりを感じよう!を行いました。
北岡先生は今年度森のたまごが、あいち森と緑つくり事業の助成をうけて、
何度もお山に来ていただきお話を伺っています。
子ども達も「先生!先生!」と言って心待ちにしていました。
今日は、森のたまごの園児6人と5組の親子が一緒に、
お山にある植物についてたっぷりとお話しをしてもらいました。
まず最初は、松ぼっくりの話から。
お山には大きな松ぼっくりがたくさん落ちています。
そしてリスが食べた後のエビフライが落ちていました、と。
お山にはアメリカ原産の松がたくさん植えられています。
その葉は3本、日本の松葉は2本と。(私、知りませんでした)
大人も子どもも興味深々で話を聞きます。
そして次は、今日ここへ来る前に近くで拾ってきた、食べられるどんぐりの紹介。
おむつパンツのどんぐり(ツブラジイ)を炒ってその場で食べさせてくれました。
「美味しい~」「あまい」と、硬い皮の中の実はほんのり甘く優しいお味。
「では、このお山の中のどんぐりを探しに行きましょう」と、いよいよお山の中へ。
一番最初にどんぐりのパンツの種類、おむつ型・しましま型・うろこ型・とげとげ型と4種類あり、
型の中に形やパンツのかぶり具合によって種類が分かれてる事をパネルを使って話してくれました。
それを聞いた子ども達、目の前に落ちているどんぐりを拾っては「これは何?」「これはとげとげだよね」と、
先生に一つ一つ質問します。先生も「そうだね、これはしましまのシラカシだね。」と、
一人一人に丁寧に答えてくれます。
大人達にも木を見ながら「これは昔コルクの代わりに使っていたんだよ」と先生は話をしてくれます。
こちらは、若い栗の木だからもう少ししたら栗が落ちるよ!と話してる様子。
お話をたっぷり聞いたころ、お腹も空いてきたのでお昼の時間。
お弁当の後のお楽しみは、みんなの大好きな焼き芋。
今日はみえちゃん(代表)が20本を一気に焼き上げました。さすが!!
お腹も満たされた頃、先生とお別れの時間。
「ありがとうございました~」
「また、きてね~」
「気を付けて帰ってね~」
子ども達の声に、大きな手をふって先生は帰って行きました。
一緒に参加して下さった親子のみなさんもありがとうございました。(年長母 べっちゃん)
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森のたまご
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代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
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