野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
公式サイトhttps://www.morinotamago.com

9月1日(火)新学期スタート

2020年09月01日 | 保育
今日から森のたまごの新学期がスタートしました。

まだ暑さは続くけれど、お山の中は涼しくって気持ち良い!



いつもの広場に上がると、カナヘビの赤ちゃんが沢山いました!
夏休み中に生まれてきた子達かな。

リュックを置くとすぐにカナヘビを追いかけるたまご達。
どんどん捕まえる年長Mシと年中Kウ。
年中Kマもそっと手を伸ばし捕まえる事に成功!
途中入園した年長Mメは、まだカナヘビを捕まえた事がありません。
でも、カナヘビに可愛い名前をつけて大事に育てるくらい、カナヘビが好きな事はみんな知っています。
他の人が捕まえたカナヘビを「欲しい!」と泣いた事もありました。

そんなMメも今日はチャレンジの機会が豊富!
Mシは捕まえる時の手の形を教えたり、
KウはMメが追いかけている時は手を出さずじっと見守ってくれたりしました。

何度も失敗してからの午後、ついに初めて捕まえる事が出来ました!
嬉しさが溢れ出ちゃうような表情…やっぱり自分で、って特別だね。
Mメおめでとう!



広場でお弁当を食べていると、アブが近くでブンブンブン!
子ども達から「やだー!」「こわーい!」の声。
食後、代表みえがサッとアブを捕まえ(それはそれは華麗に!笑)、お腹に糸を結んで、「お散歩〜」と。
糸の先で飛んで、だるまちゃんとてんぐちゃんの絵本のような。
それまで嫌悪感を感じてた子ども達は、「やりたーい」「アブどこだー。捕まえたい〜」と。
そのあとは、目の色の違いに不思議がったり、口を観察したり…

Kウはアブを虫かごに入れたりもしました。

見方を変えたら、向ける気持ちもこんなに変わっていくんだなー。









今日の帰り、Kウが捕まえた通称ニジイロ(ニホントカゲの幼体)が虫かごで死んでしまっていました。
暑さかな、人間の手の体温が高かったかな。
Kウは死んでしまったニジイロの口を開いたり、しばらく観察。
Kウの口から「埋めてあげよ」と一言。
土の上にニジイロを寝かせると、「(ニジイロの)お母さんが迎えに来てくれるかもしれないからこのままにしよっと」と言って、近くに石を置いて土をかけずにお別れしました。

やらされる義務感ではない、Kウなりの供養の気持ちを感じました。








何だか子ども達の心に沢山触れた1日でした。

新学期も心にいろんな気持ちをいっぱい感じて育ってね。


(年長母ゆう)


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2 コメント

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Unknown (ゆう)
2020-09-10 00:23:42
書いてないけど、他にもキラキラした姿があって、本当に胸いっぱい!!久しぶりのたまご空間で、満たされた〜
てくてくもまたお邪魔したい♪♪
そして、みえみえのアブを捕まえる姿、見せたかったー!!笑
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Unknown (iyoda)
2020-09-02 09:06:20
わわ、初日からドラマがいっぱい。胸いっぱい。大人の当たり前や都合をおしつけてはいけないね。わたしも久々のてくてくで背筋のびました。ピシッ。
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