野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
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10月27日(木)保育当番に入って思う事

2016年10月27日 | 保育
水曜日に畑の保育当番に入りました。 
前日の寒さはどこえやら、気温25度もあり、喉が乾く、かわく。

以前の畑はそれほど関心を示す子が少なく、当番に入った人が畑のお世話をしていましたが、この日の子ども達は違いました。
畑の前で朝の会をする事で、「畑さんおはよう」って挨拶してたし、今日はお芋ほった所掘り起こして栄養あげるよと話すと、ほとんどの子が鍬やスコップをもって耕してくれました。年少女子が重い鍬を持っていると、「こっちのが軽いからかえっこしてあげるよ。」と、年長のSな。なんともお姉さんらしい。


そしてある程度耕してからは思い思いの活動へ。

年中男子は堀りおこした土からミミズや幼虫を見つける事が楽しいようす。


年少のIととMとは、一つのお芋をめぐってなにやら言い争い。話を聞いてみると・・・。
Mと「初めに芋を使っていたのはMと。洗いたいから返して(ほかの子が芋を洗っているのを見て自分もしたい)。」
Iと「今は磨いてる(板で芋磨き中)から返せない。」
Mとは泣きながら訴えるも、Iとも一歩も譲らず。
何分押し問答していたかしら?途中大人が二人の気持ちをお互いに話してみるもなかなか前へ進めず。そこへ年中Mこが、違う芋を持ってきて、「Iとちゃん持ってるいもMとに返して、こっち(新しい芋)で磨いたら?」と。初めは渋っていたIとも、「ならこれ(Iとが磨いていた芋)Mとちゃんにあげる。」ようやくではあったけれど、Mこが中に入ってくれたおかげで年少二人も嫌な気持ちにならず次へ進めた様に思います。年少女子も前までは自分の気持ちを言えない感じだったけど、こうしたいって事や、したくないって事を自分の言葉で表現できるようになったね。


小豆も少しですが収穫できました。



年長さんは昼食後から、みえみえとお泊り保育について意見交換中。


年長さん以外の子達は少しお散歩もできて、のんびりと過ごせた一日でした。

保育当番に入ると、この様に子ども達の成長も感じる事ができます。時には、我が子が悲しい思いをしている場面に遭遇する事もあります。その時は当番という事を忘れてしまい、一人の母親の気持ちで本当に悲しく感情移入してしまう事もあります。(大人げないですが・・・)
でも、保育をスタッフさんに任せるだけでなく、いい事も悲しい事もひっくるめて子ども達を見守っていける場がある事が、私はとてもありがたいと思います。

あっ、私が当番に入るとべったりで泣き虫な我が娘Mとが離れてくれるのはいつかしら?もういいよ~ってほどのくっつきっぷりですが、いざ離れてしまったら、それはそれで寂しいのかな~。



(りん)


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