ちょちょちょ、ちょっとデカ過ぎではないかい‥(汗)
さてさて今日は
久々に気合いの入った若者に会ってきました。
山田町の木村さんから「山田町の土建屋さんがスコップも買えずに困ってる」
とのSOSを受け、早速行ってきました山田町。
今回は荷物が多いので久々のキャラバン号で!
青空最高!
久しぶりの山田町の交差点にようやく信号が!!
三陸道と45号の分岐のとこです。ずっとお巡りさんが立って交通整理してくれてましたがようやく復帰です。
今回の買い物はこれ!
剣スコ10丁に、角スコ10丁に、シノ6本
シノは足場組むときのラチェットですな。
タンカンのクランプ組む時に必要なやつす。
お昼に着いたので山田町役場のピロリーヌを誘って道の駅へ
わかめラーメンを美味い美味いと食っていました。本当に美味いのか?!
飯から帰って佐々工業さんへ。
こちら社長のササKさん。
やる気バリバリのいい目をした青年! 31歳で従業員20人の社長!
久々にこんなに輝いたオーラを見せていただきました。
いやー 大したもんだ。尊敬するわ。偉い!!
「俺たちやる気はバリバリあるんですけど、物が無いんですよー」
と瓦礫の中にぽつんと建つ小さなプレハブの前で話す内容とは裏腹に
社長は凄く輝いておりました。
「これはなんとかしてやりてぇーなぁー」
と、マルツ男気スイッチが入りましたな。
「おれんとこみたいな小さな会社には何の支援もないから、道具もなんにも無いんです」
と。
腰が低く従業員への責任感もあり、男気溢れるササKくん。
これからも佐々工業さんの支援は続けて行きたいと思います。
頑張れササK君!!
君の周りは光で溢れてる!!
久々の漁港。
復興は進んではいますが、街として機能するまでにはまだまだかなりの時間が掛かりそう。
内陸に住んでる俺たちがしなきゃいけないことは
絶対に忘れないこと
だな。マスコミに出なくなったら終わりではなく、
これは長く長く続く問題だから、せめて俺たちはその事実を忘れないようにしないと。
対岸の火事と言ってしまえばそれまでだが、
支援は流行でもノリでもないから、必要とされる限り考えて動いて走り続けないとなー。
今回の使ったお金内訳です。
スコップ20丁とシノ6本で
27,880円
走った距離は246kmで、
燃料代が2,253円
合計 30,133円
となりました。
ヨーロッパから帰ってきてからなぜか体調が全く優れませんが、
ヨーロッパゆかりの友達を集めて飲んだりしてました。
一人だけ楽しそうですね。
オランダからも思わぬお土産が届いたり
まだまだ旅の余韻は冷めやらぬってとこでしょうか。
アホなことして大笑いしながらね、やれる事はして行きましょう。
大きなストレスと戦いながら必死に生きてる人たちも存在してる事実も頭のどこかにちょこんと置いておきましょう。
土建屋さんの仕事ではスコップは欠かせませんものね。
それぞれの仕事、生活に必要最低限に欠かせないものってあるはず。
それが、今回の津波で全て流されてしまった。
ましてや、肉親、この上なく親しい人を亡くされた方。
私の想像をはるかに越える辛苦がおありだろうと思います。
つぶやきの方にも書かせてもらいましたが、
私も19日に、伯父の葬儀で釜石に5月ぶりに
行ってきました。
私の親戚も2軒が津波で家を流されました。
そのどちらの親戚にも今回会えました。
色々な話もできましたが、
あの時どうだったという話より、
今、どうしているという話ばかりでした。
津波で家、職場を流された私のアラ還の従兄弟は、
80近い私の父にこう言ってました、
「10年、いや20年先になるかも知れませんが、
必ず釜石を復興させてみせます。
だから、それまで長生きして見守っていて下さい。」
と。
今をしっかり生きている姿を
目の当たりにし、こちらが勇気つけられました。
そしてブログであんなにお祝いしていただいて・・・。
マルツファンの方々からお祝いの言葉まで頂き、どこで御礼をしていいものやら・・・と思っておりました。
この場を借りて本当にありがとうございます!
そして・・・。
このEBI名さんのお写真を拝見し、一生彼は師匠であり恩人だなと再確認しました。
マルツさん、EBI名さんご夫妻にクロアチアに来ていただいた程、嬉しいことはありません。
全ては愛だな~。
いつも学びをありがとうございます。
そうかぁ~~~~、ご親戚大変だったんだなー。
宮古、釜石、大槌の知合いも全員無事で家族も皆無事。
昨日久々に話をした宮古で漁業を営む友人も
社員も親戚も皆無事。本当に良かったです。
愛する方々を無くされた苦しみは俺たちには分かるはずもなく、
それで他人となんと言われようが、
今は出来る事をすぐその場で実行に移すことが俺の役目かなー。
モヤモヤ躊躇してるぐれーなら、すぐ動いた方がいいもんな。
例え決断が間違っててもいいや。
その場動いた事がのちのち何かに繋がるだろう。
今回みたいに素敵な若者に会えて俺は
「ラッキーな人生だなぁ~~」と実感。
何十年か経った時に
「俺も一緒になって頑張ってたんだよ」
って子供や孫に胸を張りたいやね。
いやいやどんもおめれとさん。
今までオックにしてもらったことを思い返したら
全然返しきれてないぜ(笑)
まぁEBIちゃんはただのアホだから尊敬しない方がいいよ(笑)
「全ては愛」ですか~~~
まぁね。震災でもそれは痛感したよ。金でも物でもないね。
人のネットワークだよ。
すげーみんなに感謝だす。
いくら貯金を残したか ではなく
どんだけたくさんの人に愛されたか が財産になるんだろね。
俺はそうゆう貯金を増やしていきたいもんだ。
いざという時に動いてくれた友人知人達に感謝。
写真を撮るときの二人の会話を勝手に妄想してました
ま「写真撮ってもいいっすか?」
わ「いや~照れるから写真はいいっす」
ま「沿岸で頑張ってるすてけな若者をきっとみんな喜んで応援したいだろうからぜひ!!」
わ「そーっすか~ いや~照れますね~」
なんて私の妄想です
写真一枚でとてもうれしく温かい気持ちになれます
いつも沿岸の「今」の写真掲載ありがとうございます
そうですね。かなり近いですね。
そのままその通りということでもいいぐらいです(笑)
グッと俺を真摯に見つめる瞳がエネルギーに満ちあふれ
「男気」を感じました。
そんな若者達に会わせてくれた人生や、
支援してくれたみんなに感謝。
どうせそのうち死ぬ人生なら色んな人に会っておきたい。
そう思ったのでした。
人生のパートナーは一人で良いが。